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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

吉木りさ「Summer Gift」(イーネット・フロンティア、川嶋征樹)

戸田れい ‏@rachel_o2o9
グラビアなんかやらなくて済むように早くなればいいね。って、結構言われたりします。人の考えはそれぞれだけど、自分はグラビアの仕事をそんな底辺の仕事だとは考えてないんで(´・ω・`)イヤイヤやってるわけではなく、ちゃんと誇りをもってやってます。それだけは分かって欲しいなぁ。

 戸田がつい先日につぶやいた「決意表明」である。
 このツイートは反響を呼び、約40人にリツイートされた(9月30日現在)。私もその1人であるが、非常に感動した。第三者の立場にある私がこれほど心動かされたのだから、ほしのあき熊田曜子磯山さやかといった偉大なる先達は涙して戸田のつぶやきを読んだのではなかろうか。

 それに比べて…というような展開の仕方はしたくないのであるが、先日リリースした吉木の新作は、グラドル界をしょって立つ人間としてはちょっと目を覆わんばかりの出来であった。2本同時発売のうちの1本を購入したのであるが、もう1本の購入を即断念する内容であった。
 何しろ気が利かなさすぎる。その最たるものがボクシングのチャプター。スパーリングの演技自体かなり寒かったが、それを上回る出来事が一つ。動き回った吉木は暑さからかタンクトップを脱いで星条旗柄のビキニをお披露目。この流れなら当然、下のボクサーパンツを脱いで(おそらく)ピタピタのパンツも露出するであろう…そう思って見ていたら、全くボクサーパンツを脱ぐ気配も見せないままチャプターが終わってしまいやがった!

 こういう「見せるべきときに見せない」という作品が、個人的に非常にイラつくのである。こうした気の利かない演出ぶりは、他のチャプターでも基本的に貫かれていた。
 とにかくポージング、接写が弱い。ポージングについては―これは接写にもつながる話だが―体の正面ばかり撮らせている印象が強く残った。それで、ようやく四つん這いなど角度のついたポーズをしたと思ったら、カメラワークが鈍い。突き出した尻、開いた股間を横から追う感じで見る側にはストレスが残った。

 惜しかったのはシャワーシーン。白いへそ出しワンピの吉木が、彼氏らしき男性から下半身へ執ようにシャワーを浴びせられる場面がある。同じ川嶋作品である池田静香「ひとりじめ」を少し思い出したが、興奮度は全く比較にならなかった。
 吉木も笑って「もー」とか言ってないで、エロい表情してぐったりするべきだったろう。彼氏側も、もっと吉木のそばでスナップを利かせてシャワーを浴びせるなどSっぽい演出に取り組んでほしかったところだ。

 さて、なぜ冒頭に戸田のつぶやきを紹介したかということだが、それは単に思いつきでしかないw ただ、作品を目にした上で、グラビア界のトップへと上り詰めた吉木は既に「終わりの始まり」の段階にあると実感し、個人的に戸田れいが次期グラビア界のトップに就くべきだと思った、それだけのことである。