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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

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1回戦第3試合「戸田れい×山口沙紀」

戸田れい「Swinution」(トリコ、嶋公浩、2010年)VS山口沙紀「美貌の色彩」(エアーコントロール、船木光、2012年)

戸田れい 100 000 000 = 1
山口沙紀 010 001 02× = 4

戸田れい1−4山口沙紀

「風呂場」で明暗!
山口、終盤の加点で難敵かわす
戸田は初戦連勝ストップ

☆得点イニングダイジェスト

【1回表】スポーティーな水色ビキニ。高角度の四つん這い尻、開脚股間接写の連打
【2回裏】和室で白下着。鋭い角度の四つん這い尻でビー玉、ミニカープレー
【6回裏】風呂場でシャワー。相手男性の体洗い、上目使いを交えてしごく運動
【8回裏】黒ボンデージ、女性から氷責め、花束攻撃を受けて悶絶

 戸田と山口、どちらも「願望図鑑」シリーズで名を上げた選手ということで非常に興味深い対戦でした。戸田は一昨年の夏優勝者、片や山口はこの春のセンバツ4強ということで好試合が予想されましたが、IV甲子園では珍しいロースコアの接戦となりました。
 勝ったのは山口。先制こそされたものの、2回には四つん這い尻を主体としたアグレッシブな接写、演出で同点に追い付きました。ここから試合は膠着(こうちゃく)状態となりましたが、6回に山口が均衡を破りました。絵の具まみれの身体をシャワーで洗い流した後、男性の手を自分の手と密着させて洗う、妄想をかき立てるプレーに挑戦。上目使いも扇情的で、のどから手が出るほど欲しかった勝ち越し点をゲットしました。
 8回にはプロレスもかくやと思われる花束攻撃や氷責めに、酔った体の山口が尻や胸を接写させながら悩ましく悶絶するというプレーで貴重な追加点を上げ、ダメを押しました。
 「美貌の色彩」はIVというよりインディーズムービーの傾向を感じる作品。芸術家志望の山口がサディスティックな男性画家に弟子入りし、倒錯的な教授を受けるという内容。普段のIVでは見られない独特の作風のためか、なかなか得点を挙げにくかったと思います。山口と作品の名誉のために補足しますと、9回は大量点の見込めるチャプターを出す予定でした。詳細は見て確かめていただければと思いますが、もし山口が先攻ならもっと大差がついて、試合の印象もかなり変わったでしょう。
 ともあれ山口は春夏連続の初戦突破。2季連続のベスト4へあと1勝に迫りました。

 一方の戸田ですが、通算4回目のIV甲子園で初めて初戦負けを喫しました。ちなみに戸田の初戦連勝記録「3」は、森下悠里と並んでIV甲子園トップタイです。また、今大会は森下、佐々木心音と東京ブロック代表が初戦を勝ち上がりましたが、しんがりの戸田は続くことができませんでした。
 初回こそストレッチの導入から戸田らしい鋭いポージングを連発し、1点を先制。しかしその後が苦しみました。2回の黒下着でのポージング、4回のローアングルを駆使した尻・開脚股間接写、6回のチューブビキニでの体洗いと得点のチャンスはそれぞれあったものの決め手を欠いていずれも無得点に終わりました。
 特に過去の試合で5点満点を獲得(第1回夏の準々決勝「願望図鑑」で)したことのある、得意の風呂場チャプター(6回)で勝ち越しできなかったのは痛かった。直後の6回裏、山口は同じ風呂場で見事に勝ち越し点を挙げただけに明暗の分かれるイニングとなりました。
 実は戸田、優勝(一昨年夏)→ベスト4(昨春)→ベスト8(昨夏)→初戦敗退と、IV甲子園に出場するたびに成績が下がっています。かつてPL学園の桑田真澄は、3年のセンバツで伊野商に準決勝で敗れた際「甲子園に来るたびに成績が悪くなる」と話したといいます。その夏の選手権でPLが見事に優勝したのは周知の通りですが、戸田はPLのような復活を遂げることができるでしょうか。

 次の1回戦第4試合は、どちらも初出場ながら玄人好みのする実力者同士の対決。
 滝川綾(関東ブロック代表)×尾崎ナナ(関西・中四国・九州ブロック代表)の一戦をおくります。お楽しみに。