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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

高崎聖子「Unrequited Love?…」(イーネット・フロンティア、舘野桂)

※記事・画像を補足・追加しました。

 このほど、惜しくも日テレジェニック2013のタイトルを逃したが、その類まれなる豊満な肢体からグラビア界の超新星と期待される高崎のセカンドIV。愛知県のご当地アイドルユニットに現役で所属している彼女のファンは非常に「濃い」ことで知られており、アマゾンレビュー界隈では物議も醸している。
 そういった背景から、ともすれば「人気先行型」の印象もある彼女だが、職人舘野がメガホンを取った今作では遺憾なくそのポテンシャルを発揮している。

 特に感心したのがチャプター5、紺色のスクール水着で挑んだ飴舐めである。何がすごいかって、飴を舐めたときの糸引きの力強さたるや。最初のひと舐めで見事に糸を引かせるだけでも注目に値するが、その糸の粘着力が輪を掛けてすごい。大体は1秒前後ですぐ糸が切れるものだが、高崎の場合は、長くて10秒近く糸引きを維持させている。




(いずれもチャプター5)

 お分かりだろうか。アップした3枚の画像、そのすべてで高崎の口から糸が引いているのである。1回の糸引きを3枚見せたのではなく、彼女が口に含んで飴を出すたびに糸を引くのが3回あったということである。

 よほど唾液の分泌量がすごいのか、それだけ彼女は消化器系が発達しているのか…など興味の尽きないチャプターであった。ただ四つん這いになって口元が画面から隠れてから「チュルル…ジュボッ」と派手な音を立てだしたのはズルいと思う。実際に舐めていなくても、後から効果音を入れることだってできるわけだし。
 とにかく2作目にして高崎の「お口の演技」は大きな飛躍の可能性を秘めていることが分かったのだし、次回作でぜひさらなる改良に取り組んでいただきたい。
 またこのスク水チャプは四つん這いの尻接写、ローアングルからの胸の超接写、ストレッチでの開脚と高崎の肢体を満遍なくカメラに収めており、作品のハイライトというべき濃密な内容に仕上がっている。




(いずれもチャプター5)

 作品の内容は後半に行くに従い、尻上がりに良くなってくる。風呂場では自らの手、そして謎の手のブラシによりこれでもかとチューブビキニの巨乳が揺らされる。その揺れ方は独特で、下から上へと「たぷーん、たぷーん」といった感じに時間差で揺れている。その点はラストの黒下着での上下運動でも同様である。


(チャプター10から)

 一つ不安要素を挙げるとすれば、表情の付け方に難があるらしいことだろうか。飴舐めでは上目使いを駆使し、挑発的な笑みをこぼしている。これは処女作「ミルキー・グラマー」(竹書房、中北直監督)でも披露ずみであり、表情のつくり方が決して下手ということではない。ただセクシーな表情は、その1パターンしか現在のところできていないと思う。それゆえに、現時点では恵まれた身体に頼ったグラビアしかできていないのでは、という印象を抱くのだ。ポージング自体も勢いこそあるが、まだまだ粗削りといった感じである。


チャプター11から)

 ラストチャプの黒下着では水滴責め、羽根責めに遭いまゆをしかめたりケラケラ笑ったりする「素」の高崎の姿が見られる。ファンにはたまらない場面であろうが、グラドルとしてもう一段階ステップアップするには、あえて素を捨てて悩ましい表情をさらすところまで行ってほしい。
 森下悠里伊藤えみなど、グラビアのタイトルには恵まれなくともたたき上げでIV界の発展に寄与してきた人々なら、誰もが通ってきた道である。それを実践できるなら、グラビア界の「超新星」と呼ばれるまでの期待に応えられるはずだ。