マサトヰシグロシャムロック「G」

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

長崎ちほみ「はじめての体験(とき)」(竹書房、安倍雄治)

 2chのアイドルDVDスレで定期的に出る話題の一つに「顔派か否か?」というのがある。まあ単純に言えば「グラドルはいくらスタイルが良くても顔が好みじゃないと受け付けない」「いや、オレは体が良ければ後はこだわらない」という実にたわいのないやりとりのことだ。
 私はどうかと言うと、ズルいかもしれないが「しっかりしたグラビアを見せるならどっちでもいい派」である。顔が良かろうがスタイルが良かろうが、突っ立ったり寝そべったりしているだけで、張り付いた表情のグラビアを1時間半近いDVDで見せられたら苦痛この上ない…と考えるクチだ。特に最近は主に紙媒体だが飛び抜けた美少女でもない、スタイルも目を引くものが乏しいといった某グループの子たちのニコパチグラビアが氾濫しているので、よけいそういう思いを抱いている。

 そんな中で久々に「こういう子が出てくるのがグラビアのだいご味だ」と思える新星グラビアアイドルが登場した。先月、竹書房から処女作IVをリリースした長崎ちほみである。
 1990年生まれの23歳。DVDの裏パッケージには「OL兼RQ兼アイドル」とのコピーがある。何だかピンと来なくてコピーを考案した人には申し訳ないが、要は3足のわらじというのがアピールポイントなのだろう。
 ただ私は、そうしたコピーよりももっと優れた、強調すべき武器がこの長崎にはあると思う。それは「顔と体のギャップ」だ。

 ぜひ、表パケの画像を手で隠しながら顔、そして体と分けて見てほしい。ルックスへの印象は人それぞれというのは当然あるが、彼女の顔を見た私の第一印象は「田舎にいそうな素朴な子だな〜」だった。まあ長崎は東京都出身であるが。あるいは「学園のマドンナの友人」というイメージも持った。
 それが首から下へ目を転じてみれば、かなりスゴい。北浦共笑のCMを思い出したぜ。古いね、どうも。B82−W58−H85というサイズでは測れないスタイルの良さをしている。量感があって丸みのあるバストもいいが、ウエストのくびれが彼女の最大の武器だと思った。足も長く、非常にハイレグ水着が映える体型だと思う。レース場ならなおさら華々しく見えることだろう。
 あと肩幅が広いのもポイントになるだろう。競泳水着が似合いそうで、いわゆる「肩幅フェチ」「競水フェチ」の皆さんにも受けが良さそうだ。ただDVDのプールでのチャプターで、本人は泳ぎについて「犬かきならできる」と告白していた。
 さかのぼれば「脱いだらスゴい」グラドルと言えば、佐藤江梨子夏目理緒を思い出す。最近で言うとグラビアから遠ざかっているが、平塚奈菜あたりか。彼女たちの流れをくむ長崎のような「スタイルを見せつける」タイプのグラドルは、今後のグラビア界の復権を図る上では欠かせなくなると私はみている。何しろ取り立てて目を引くスタイルと言えない子たちのニコパチグラビアの氾濫に、辟易している人は少なくないのだから。

 さて前置きが長くなりまくってしまったが、肝心の長崎処女作「はじめての体験(とき)」の本編についてである。
 全体的には、処女作ということもあってか正統派主体のグラビアで、過激な演出、演技は控えめという感じだ。ただし前述したような洗練されたボディーを生かし、何気ないポーズでも目を引かせるシーンがいくらかある。チャプター2では単にあお向けで寝そべっているだけだが、そのくっきりしたくびれに目を奪われる。そういう意味では、見ていて飽きさせないタイプの作品だ。


(チャプター2から)

 その中で「おっ」と思わせたのはメード服のチャプター7とラストのバスガイドのチャプター10だ。
 チャプター7、食卓の下で男性客と対話する長崎。「彼女いないの…じゃあ、私たちさあ、付き合っちゃう?」と逆ナンしてくる。
 地味な顔なのにやるなあ…と思っているところへおもむろに脱衣しだす長崎。その形のいいバストが前かがみの姿勢で強調され、視聴者は身を乗り出すこと必至であろう。ちょっと注文をつけるなら、メード服はもっと露出少ない方が良かったな。その方が脱いだときの「いい体してるな」感は倍増したであろう。


(チャプター7から)

 この後、長崎はあお向け、横臥の体勢で棒付き飴を舐める。決して舌使いは器用ではないが、処女作ということもあろう。まばたき多めで緊張気味に舐める姿はそそる。棒に両手を添えているところで、彼女は指が長いことに気づいた。指の長さもグラビアでは武器になる。



(いずれもチャプター7から)

 そしてラストのチャプター10だ。ここでこれまでの「清純派寄せ」から一転した長崎のセクシーを堪能できる。「恥ずかしい〜」と言いつつバスガイドの制服を脱いだ長崎は、あお向けからの広角開脚や尻を高く突き上げた四つん這いを披露。安倍監督のカメラも、臨場感ある接写で応える。



(いずれもチャプター10から)

 昂奮が募ったのか、長崎は実に4回ものカメラキスに挑戦。さらに腰を細やかに動かしながら開脚した股間を見せつけ、「どうでしたか…? 楽しんでいたたけましたか…?」と脱衣時の緊張とはうって変わった自信に満ちあふれた表情でつぶやき、本編を締める。いやはや、作品を通しての長崎のグラドルとしての急成長を見たようにすら感じる名チャプターだった。



(いずれもチャプター10から)

 風呂場の眼帯ビキニではもっと体洗いをみっちりやってほしかったとか、白ビキニでのマッサージが四つん這いの尻揉み以外にも見どころが欲しかったとか、OLを売りにするならスーツ姿を見せてほしかったとか(オフィスのシーンはあるが私服)注文自体はいろいろあるが、それは次回作に期待するとしよう。上々のデビュー戦だったと思う。
 ぜひ「OL兼〜」といった肩書にあぐらをかくことなくグラビアの実力を磨いていただいて、長崎には「対秋元ニコパチグループ」の秘密兵器として活躍してもらいたい。