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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

決勝「大竹愛子×尾崎ナナ」

尾崎ナナ「ボクの彼女」(エアーコントロール、安倍雄治、2011年)VS大竹愛子「CRAZY FOR YOU」(BLUE CORNER、Trans Am、2011年)

尾崎ナナ 001 002 012 = 6
大竹愛子 000 101 000 = 2

●大竹愛子2−6尾崎ナナ

優勝:尾崎ナナ(初)
準優勝:大竹愛子

風呂場で明暗!
競り合い制し尾崎最年長V
大竹に痛恨のダンス演出

☆得点イニングダイジェスト

【3回表】更衣室で制服脱衣し白下着。ロッカーのドアに谷間挟み、胸押しつけ
【4回裏】室内で黄色ビキニにショール。ソファ上で四つん這いの尻を前後運動
【6回表】ベージュビキニで体洗い。バスタブに乗せた尻洗い、またがっての股間と胸を接写
【6回裏】金色のビキニとホットパンツでダンス。キレキレの腰振り、突き出した尻を上下にバイブレーション
【8回表】赤の露出度高いドレス。牢の中で捕らわれる。ベッドのさくに股間押しつけ、水滴責めに悶絶する尻と胸接写
【9回表】朝のベッドでストライプ下着。ゴロゴロする胸を接写。四つん這いで前後運動する尻をみっちり接写

 32人の精鋭グラビアアイドルが予選をたたかい、16人が本選でしのぎを削った第3回IV選手権。ついに決勝戦が開かれ、大阪府代表の尾崎ナナが深紅のグラビア優勝旗を手にしました。
 中盤まで競り合う試合の多かった今大会。決勝戦は、そんな大会の特徴をなぞるような接戦となりました。1、2回と無得点の静かな立ち上がりとなった決勝戦、先取点を挙げたのは尾崎。「ボクの彼女」という「盗撮」をテーマにした異色作で決勝に臨みましたが、豊満なバストでロッカーのドアに絡む演技で幸先良く先制しました。
 4回には、大竹が黄色ビキニでの角度ある四つん這い尻を押し出した攻撃で同点に追い付き、試合は振り出しに。均衡を破ったのは、試合後半の得点力に定評のある尾崎でした。6回表の舞台は、得点を挙げやすい風呂場。ここで尾崎はセオリーを重視し、バスタブに乗せたTバックの尻洗い、バスタブにまたがった股間のローアングル接写を見せつけて2点を奪取。試合の主導権を握りました。

 しかし何が起きるか分からない決勝戦。相手の大竹は秘密兵器を温存しており、ここで解禁しました。その秘密兵器とは、ダンス。大竹本人も「ダンスは3年ぶり」(2011年当時)と言っていましたが、6回裏にキレキレの腰振りダンスを披露。塀に両手をかけ、疑似後背位を思わせるような、突き出した尻を上下に小刻みにバイブレーションする技も見せました。
 こうしたダンスは、演出次第でビッグイニングをたたき出せたと思いますが、今回の大竹は演出面で損をしたように感じます。何を差し置いても、カメラワークに難があった。せっかく大竹がキレある腰振りを見せつけているのに、当のカメラは引き撮りだったり、股間や尻を追ってもすぐ上半身ショットに切り替えたり。前述の突き出し尻のバイブレーションも、カメラでとらえたのがほんの数秒だったのがもったいない。
 また大竹の衣装自体も、露出度少なめのビキニとホットパンツだったのは残念でした。これが胸と尻を揺らしやすい三角ビキニだったら、もっと視聴の印象が違っていたでしょう。そういったマイナス面を感じて、6回裏の大竹の攻撃は1点どまりと審査しました。ここでビッグイニングをつくれなかったのは、大竹にとって返す返すも残念だったと言えましょう。また5回裏は得点を挙げやすい浴室が舞台でしたが、やたらと体洗いをスローに加工する演出が目立ち、得点には至りませんでした。
 尾崎は、8回のベッドのさくに股間おしつけで貴重な追加点。最終回はストライプ下着で生音の中、みっちりと胸尻股間を接写し2点を入れてダメ押し。対する大竹、実は6回のダンスで本編チャプターを使い果たし、7回はメーキング、8・9回は攻撃用のチャプターなしということであえなく敗退となりました。

 終盤で大竹を突き放した尾崎は、初めて30歳代でのIV甲子園優勝となりました。31歳2カ月での優勝は、当然最年長記録です。また大阪府代表ということで、IV甲子園で初めて関西地方に優勝をもたらしました。
 遅咲きグラドルの第一人者として、最近は「ロンドンハーツ」などに出演して知名度を高めている尾崎ですが、その余勢を駆ってIV選手権の覇者となりました。約20本のIVをリリースしている尾崎、夏春連覇への期待が高まります。
 また弱冠19歳ながら、予選から谷桃子田代さやか山咲まりな佐々木心音といった年上の強豪グラドルを接戦に次ぐ接戦で競り勝ち、準優勝まで上り詰めた大竹の奮闘は目を見張るものがありました。否が応にも、来年以降の活躍が期待される1人です。

 大会全体の総評は、次回の記事に回したいと思います。