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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

第3回大会を振り返る

 夏の選手権といいつつ、11月中旬にようやく大会が終了した今年のIV選手権。お伝えした通り、大会は尾崎ナナの初出場初優勝で幕を閉じました。
 今回は大会の全15試合を振り返りつつ、主だった記録をピックアップしたいと思います。
 今大会実施した15試合のランニングスコアは以下の通り。そう言えば、今回は初めて「全試合抽選」方式を採用しましたね。

★1回戦

森下悠里「秘密小説」(晋遊舎、上村知之)
010 123 200 = 9
000 200 204 = 8
壇蜜「Spy Film」(エアーコントロール、安倍雄治)

松本さゆき「うつりぎ」(トリコ、嶋公浩
011 010 200 = 5
110 021 02× = 7
佐々木心音「心香色音」(トリコ、川嶋征樹)

戸田れい「Swinution」(トリコ、嶋公浩
100 000 000 = 1
010 001 02× = 4
山口沙紀「美貌の色彩」(エアーコントロール、船木光)

滝川綾「優しいあや先生」(竹書房、安倍雄治)
110 202 100 = 7
011 220 32× =11
尾崎ナナ「ナナの温泉物語」(エアーコントロール、上村知之)

遠野千夏「OVER」(アクアハウス、中北直)
010 332 301 =13
020 001 030 = 6
村上友梨「微熱」(晋遊舎、中北直)

田代さやか「甘美なさやか」(竹書房、安倍雄治)
000 020 002 = 4
100 101 32× = 8
○大竹愛子「哀愁シネマ」(ギルド、加納典譲

山咲まりな「ふるゆわまりな」(ラインコミュニケーションズ、中北直)
013 011 003 = 9
101 120 201 = 8
西田麻衣まいぷるる」(ラインコミュニケーションズ嶋公浩

吉木りさ「蜜密」(ラインコミュニケーションズ、中北直)
001 011 010 = 4
010 013 10× = 6
市橋直歩「好きになっても良いですか?」(ラインコミュニケーションズ、安倍雄治)

★準々決勝

尾崎ナナ「社内恋愛フィロソフィ」(ギルド、上村知之)
110 201 320 =10
000 101 010 = 3
山口沙紀「Sakimatics」(フォーサイド・ドットコム、DJ DRAGON)

遠野千夏「ちかすぎて…」(トリコ、川嶋征樹)
000 210 202 = 7
100 301 011 = 7
森下悠里「彼女の事情」(トリコ、川嶋征樹)

○大竹愛子「Pure Smile」(竹書房、上村知之)
100 240 211 =11
000 313 200 = 9
山咲まりな「Peach Bomb」(メディアブランド、監督クレなし)

市橋直歩「初恋オリオン」(ギルド、加納典譲
010 110 210 = 6
023 051 02× =13
佐々木心音「ココロ感じて」(竹書房、安倍雄治)

★準決勝

○大竹愛子「哀愁シネマ2」(ギルド、加納典譲
031 101 100 = 7
101 012 000 = 5
佐々木心音「ココロ躍る」(エスデジタル、舘野桂)

尾崎ナナ「オイシイ関係」(エアーコントロール、上村知之)
011 102 032 =10
020 001 111 = 6
森下悠里「おいしいユウリ」(ラインコミュニケーションズ、安倍雄治)

★決勝

尾崎ナナ「ボクの彼女」(エアーコントロール、安倍雄治)
001 002 012 = 6
000 101 000 = 2
●大竹愛子「CRAZY FOR YOU」(BLUE CORNER、監督クレなし)

 見事に優勝を果たした尾崎は、初戦から3試合連続2ケタ得点を記録。総得点37点は出場者中最多で、総失点は18点と得点の半分以下に抑えました。
 決勝は6得点にとどまったものの、相手の大竹を2点に抑えたことで、本選すべての試合で4点以上の差をつける勝利を得ました。中盤までは接戦でも、後半に大量点を挙げて突き放す試合展開に必ず持ち込んでおり、その安定感は過去の優勝者と比べても際立っていました。

 準優勝は最年少出場者の弱冠19歳・大竹。大会前の評価はCランクでしたが、初戦で第1回夏8強の田代を下して波に乗りました。尾崎とは対照的に山咲まりな佐々木心音といった並みいる強豪に接戦で勝ち決勝進出。しかし12歳上の尾崎の牙城を崩すことはできませんでした。
 決勝戦後、ブログのコメント欄で「大竹にとっての駄作をなぜ決勝に出すのか…」といった書き込みが見られました。主催者的には巡り合わせが残念だったとしか言いようありませんが、初戦から良作を出し惜しみせずに繰り出したからこそ決勝まで上り詰めたと思います。まあ大竹ファンにとって残念なのは変わりありませんが。

 前人未到春夏連覇に挑んだ森下でしたが、準決勝で力尽きました。1回戦は壇の猛反撃を振り切り、準々決勝では遠野との延長戦を制するなど苦戦の連続。それでも連覇まであと2勝とこぎつけた勝負強さはさすがでしたが、尾崎の豪打を封じ切ることはできませんでした。
 佐々木はIV甲子園初出場ながら強豪ぞろいの東京ブロック予選を勝ち上がり、本選も4強へ進出。準々決勝では大会最多タイの13得点を挙げて活気づくも、準決勝では大竹の勢いが上回りました。

 今大会の初出場は10選手と比較的多数。初戦を勝ち上がったのは6人(佐々木、山口、尾崎、遠野、大竹、市橋)に上り、初陣の頑張った大会と言えるでしょう。

 大会で最も多くの作品を出した監督は安倍の7本。安倍は優勝監督(尾崎「ボクの彼女」)にも就きました。
 メーカーで最も多く作品を出したのはエアーコントロールラインコミュニケーションズ、トリコの各5本。この3メーカーで大会のちょうど半分の出品を担ったことになります。

 さて、気候的にはそろそろ冬の気配がしのびよる感じですが、当然IV甲子園は来年に向けて動きだしています。改めて第3回IVセンバツ本大会出場者の選出システムを報告したいと思います。
 ともかくこれだけは書かせていただいて、今年のIV選手権を締めたいと思います。

 「IV甲子園こそが、神様に誓ってガチです」