少し遅れましたが、今年上半期にリリースしたアイドルDVDの個人的ランキングを20位まで発表します。ちなみに昨年上半期の1位は滝川綾「大切なことを教えて」(竹書房、安倍雄治)でした。さて栄えある今年上半期の1位は?カッコ内はメーカーと監督名。
1位 咲丘るい「絶対支配」
(ギルド、上村知之)
2位 青山ひかる「ミルキーグラマー」
(竹書房、上村)
3位 木嶋ゆり「理想の彼女」
(イーネットフロンティア、上村)
4位 萌奈美「Dear…Mon amie」(イーネットフロンティア、中北直)
5位 柏木美里「誰にも言えない」(イーネットフロンティア、安倍雄治)
8位 十枝梨菜「Ichizu」(イーネットフロンティア、中北)
10位 倉持由香「桃尻彼女」(ラインコミュニケーションズ、中北)
11位 葉加瀬マイ「花の吐息」(ラインコミュニケーションズ、加納典譲)
14位 平野聡子「想い出ミルキー」(ギルド、上村)
15位 水樹たま「やわらかハニー」(ギルド、上村)
16位 小島麻友美「初恋エモーション」(ギルド、上村)
17位 永井里菜「ふんわり~な」(ラインコミュニケーションズ、ノムラヨシキ)
19位 尾崎礼香「ミスFLASH2014」(イーネットフロンティア、中北)
20位 西村麻依「社内恋愛プラトニック」(ギルド、上村)
上半期1位の栄冠に輝いたのは、昨年の年間ランキング準優勝でアッシュの新鋭・咲丘でした。このブログでも紹介した「絶対支配」では持ち前のテクニック、センスを最大限に生かしたセクシーを見せつけました。同作品である意味グラビア表現のピークに達しただけに、次回作がどうなるか見どころです。
2位につけたのが、今年のグラビア界最大の注目株と言ってよい青山。さまざまな体勢から遠慮会釈なく胸を揺らしまくる演出は大きなインパクトを残しました。小悪魔的な表情の付け方も見るべきものがあり、下半期のランキングではカギを握る人物と断言できます。
3位につけたのはこちらもデビュー2年目の若手・木嶋。地方から上京した女子大生を思わせる清楚なルックスから、惜しみなく繰り出される下半身接写攻撃はまさにギャップの魅力に満ちています。既に上半期では2本のIVをリリースしており、こちらも下半期の巻き返しに期待したいと思います。
4~10位に目を転じますと、ベテランと若手が拮抗した様相を呈しています。
4位にはレースクイーンとして活動し、野菜ソムリエの資格も持つ萌奈美のセカンドIVがランクイン。レースクイーンらしからぬ豊満な肢体を触手プレーや疑似行為で果敢に見せつけました。5位には昨年の年間優勝者である柏木のラストIV。収録時間156分の大長編というネックをものともせず、柏木らしい情念に満ちたグラビアを見せつけました。
6位はフードアナリストとしてテレビ番組にも出演する松嶋の処女作。異業種のタレントが挑んだIVでは、過去最高と言っていいほどの内容で、特に風呂場のチャプターは秀逸でした。7位はベテランの域に達した富樫が、下半身重視の上村演出で復活。「グラドル自画撮り部」の活動が目を引く倉持は、自慢の尻強調にとどまらずエロい表情など繊細な演技力を駆使して10位に滑り込みました。
11~20位も新鋭、ベテランが入り乱れた顔触れになりましたが、個人的には12位の松原に注目したい。ヤンジャンの制コレ出身という経歴ながら25歳で本格的なIV活動を始めた彼女。最新作である「ミルキー―」では滝川や戸田れいを彷彿とさせる思い切りのよいセクシー演技に踏み込みました。下半期および年間ランキングの大穴として、松原の動向を注視したいと思います。
下半期に突入したIV界。咲丘がこのまま年間ランキング優勝をもぎ取るのか、はたまたまだ見ぬ強豪が出現するのか、それとも今野や葉加瀬、鈴木といったベテラン勢が意地を見せるのか。それぞれの作品リリースを楽しみに待ちたいと思います。