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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

高崎聖子「たかshow!」(竹書房、嶋公浩、2014年)

 「ここで会ったが百年目」―この作品を見ると、先の格言が頭に浮かんでしようがない。
 「ここで会ったが―」はその人にとって「運の尽き」を表す言葉だが、一方で「またとない好機」を意味するらしい。さしずめ前者はモデルの高崎、後者は監督の嶋にあたるであろうか。

 元来胸強調の演出には定評のある嶋だが、こと高崎の3作目IVである「たかshow!」での胸いじりは半端なかった。まずはチャプター6、風呂場のシチュエーション。眼帯ビキニといういかにも胸いじりをしやすい衣装の高崎に、まずは思う存分胸揺らしをさせる。
 定番と言っていい下からの突き上げ揺らしの後、寡聞にして知らないタイプの胸揺らしが登場した。左腕で左のバストを持ち上げて、右腕を動かして下乳を突き動かす。まるでギターを奏でているようであった。



(いずれもチャプター6)

 高崎は所属するアイドルグループでギターを担当しているので、そのプロフィルにヒントを得たのかもしれない。まあそれならそれで、高崎もまさか自分のバンド活動がグラビアに直接生かされるとは思わなかったであろうな。
 このチャプは「ギター奏法風胸揺らし(?)」にとどまらず、両手で下乳を擦り洗いするなど胸いじりのパターンは多彩を極めている。この風呂場で見られるような演出の執ようさは、他のチャプターでも顕著に見られた。

 たとえば見た目のインパクトが十分な「全裸にサスペンダー」のチャプター9。普通、これだけ露出度の高い衣装だとモデルの動きや演出がおとなしめになるのが関の山なのだが、ここでも嶋演出は違った。


(チャプター7)

 バドミントンのラケットを使い、グリップで胸を突いたり下乳を揺らしたり。それにとどまらずグリップを87cmバストの谷間でしっかりと挟み込んでみせた。

 そして嶋の十八番であるマッサージ(チャプター10)。まず灰色の三角ビキニの胸がリズミカルに揉まれ「フフフ…くすぐったい…やめて…」と高崎は哀願しながらも、首筋を反らして愛撫を受け入れる。




(いずれもチャプター10)

 そこへぬっと2人目のマッサージ師が登場。嶋作品ではよくある「4本腕でのマッサージ」である。そこから高速、あるいはたたきつけるような手つきで高崎の胸、そしてうつ伏せ状態の尻が愛撫される。高崎は目を充血させ、ぐったりした顔つきで「くすぐったかった…」と漏らすのであった。

 本作品に関しては、高崎に初めてアイス舐めをさせた点も評価したい(チャプター4)。
 決して舐め方は派手ではないが、アイスの先端を弄ぶように「チュポ、チュポッ」と音を立ててくわえる、根元から先端近くまで、まるでアイスの強度を確かめるかのように舐め上げる…など高崎の「お口の演技」における潜在能力を見せつけていて良かった。



(いずれもチャプター4)

 ここまで書くとケチのつけようのない良作かと思うかもしれないが、一方で物足りない場面を挙げたくなるのが人情ってものでw
 まずは下半身接写が全体的に不足していること。全くないわけではなく、序盤の水色ビキニ(チャプター2)で四つん這いから突き出した尻の接写をしてはいるのだが、中盤以降は鳴りをひそめた状態なのがもったいなく感じた。

 もう一つは演出上の詰めの甘さ。ラストチャプは嶋作品定番のマジックハンドが登場するのだが、この展開のグダグダっぷりはスタッフに猛省いただきたいレベルのものだったと書かせていただく。
 またチャプター8。ウエートレス風の高崎が客に粗相をしてしまい「このおわびは私の体で…」的なAVによくある展開を迎えるのだが、相手を誘う高崎の表情やポージングは及第点とも言い難いものだったと書かせていただく。