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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

平塚千瑛「VIRTUAL LOVER」(竹書房、ノムラヨシキ、2014年)

 竹書房のアイドルDVDに平塚が登場! といってもこのブログでお馴染みwの奈菜のことではなく、今作が初IVとなる千瑛(ちあき)のことですた。

 今回紹介する平塚は満28歳。170cmの長身に87−61−86の見事なプロポーションを持つ。それもそのはず、2012年にはミス・ユニバース・ジャパンセミファイナリストも経験した実績があるという。
 ミス・ユニバースなんていうご立派な肩書を引っ提げられると、あんまり攻めた内容のIVにはならないんじゃないのという不安要素はあった。ただ前述のようにスタイルは抜群、顔立ちもアンニュイで大人の女性を感じさせる…というんで今月購入の作品中ではかなりマークしていた口だ。ただパケに書かれている本編の収録時間が「63分(特典が5分)」というのがやけに気になった次第だ。

 結論から言うと、非常に拍子抜けしたと言わざるを得ない。まず従来は9〜10はあろう本編のチャプターが8つしかないことに引っ掛かった。まあ収録時間が63分しかないのは分かっていたので、その分濃密な接写やポージングを盛り込んでくれれば、と願ったのだが…。
 とにかくカメラワークのサービスが良くない。チャプター3は海を舞台に、下乳の見える露出度の高い黄色ビキニを披露する。ここではM字開脚しながら砂を踏み固めるカットがあるが、股間へのカメラの寄りは引き気味。その後尻を高く掲げた四つん這いの体勢を取り、バストを砂山へ左右に擦りつけてつぶす。このカット自体はいいのだが、従来のIVならカメラが後ろに回って高く突き上げた尻を接写するところなのだ。本作ではそれがないので落胆した。



(チャプター3から)

 チャプター4では、コートの下に露出度の高いカラフルな水着を着込む。どこかからの指示でコートを脱ぐ、というエロい導入なのだが、平塚がコートを脱いだところであえなくチャプターは終了。カメラも彼女の体を正面から映しているだけに終わり、尻接写が皆無というどうにも消化不良に終わった。


(チャプター4から)

 ノースリーブにタイトミニという衣装のチャプター6でも思ったが、どうにも本作品は着衣のときはカメラが攻めるけど、脱衣した途端にカメラワークが単調になるきらいを感じた。チャプター6も、脱衣した後はあからさまに上半身を正面から撮る流れになっていたからなあ。


(チャプター6から)

 一番良かったのはチャプター7だろう。眼帯ビキニで、まずは定番、相手の体を洗う体での胸揺らし接写。そこから平塚は長身を折り曲げ、相手男性の足を一心不乱に洗いだすのだが、ここが白眉だった。
 両腕を激しく動かしながら、突き出した四つん這いの尻がリズミカルに前後運動する。非常に疑似を妄想させる動きで、個人的には平塚の腰にのしかかる男性の姿が見えましたわw悩ましい腰の動きを見せつけた後、顔を上げて上目使いして「きもちかった?」と訊(き)くのは非常に良かった。
 ただこのチャプターも後半に注文が付く。前述の四つん這いの後、ノムラ演出の定番でメーンともいうべき、下から高速で胸を突き上げて揺らす演技を平塚は披露する。カメラを見下ろしながら87cmバストを上下に揺らす姿は迫力十分だったが、このシーンはものの20秒で終わってしまう。せめて倍の40秒は欲しかったなあ。






(チャプター7から)

 チャプター8では角度の激しい黒ハイレグ水着を着用するが、ここも準備運動で股間接写した以降は胸接写主体に切り替えていた。
 そしてラストチャプは海辺でビキニを脱いだ姿をダラダラと撮影…で終了。ノムラ作品で最近定番としているマッサージ(尻責め主体のやつ)や氷責めプレーが皆無だった以上、やはり期待外れという名のハンコを押してしまう出来であった。
 
 本人の演技自体は、露出度の高い衣装も着こなすし、四つん這いやM字開脚といったエロ度の高いポージングを難なく披露していて好感が持てた。それだけに、所属事務所の都合かは知らんが、どのチャプターも盛り上がる前に終わる演出になったのが残念であった。
 特典はメーキングだが、ここで平塚は本編にないCA風衣装を見せている。この衣装を着用したチャプは丸々没になって、それで他作品よりチャプター総数が少なくなったのだろうか。
 ともかくAmazonの売れ行きは好調らしいので、気を良くして平塚サイドはもっと大胆な演出の2ndIVをリリースすることを願うとしよう。

 しかし本作見てふと思ったが、平塚千瑛平塚奈菜に似ているような気がしないでもないw 低めの声も似ている。