レビューも後半戦。今回は第7、第8チャプターを取り上げる。
前回はバナナ舐め、アイス舐めと「お口の演技」中心だったが、今回のターンは激しい動きにより、平塚の肉体的な魅力をいっそう感じさせる明るい演出が目立つ。
第7チャプターはテニスコートが舞台。白のテニスルックに身を包んだ平塚が、ラリーに挑戦。いつの間にかユニフォームを脱いでストライプビキニとなり、胸尻を揺らしながら白球を追うお約束を披露する。
(チャプター7から)
ちなみにこのチャプターが今回の初撮影だったようで、特典で平塚が意気込みを語っている。「小学時代はバドミントン部、1年間だけやっていた」とのことだが…テニスじゃないのかと冷静にツッコんであげよう。
このチャプターの肝は、ノムラ…というか、制作会社ギルドの作品の定番といえる、ネットを利用しての胸尻揺らし。前傾姿勢となった平塚は自らネットを揺らして胸を弾き上げる。
(いずれもチャプター7)
さらに後ろ向きに仁王立ちし、ネットに近付けた尻を同様にタプタプと高速で持ち上げる。胸揺らしは作品序盤から散々見せつけているが、ネットで波打って揺れる尻を見ると「平塚のお尻って軟らかいな~」と(われながらアホみたいな感想だがw)再認識すること請け合いだろう。
(いずれもチャプター7)
その後は汗を拭くていで、カメラ目線を交えて胸の谷間をティッシュに包まれた指が雰囲気ありげに往復。足拭きではM字開脚股間接写しながら内ももを愛撫してみせる。
(いずれもチャプター7)
第8チャプターは、いきなり白の小さめな競泳水着…これもギルド制作作品で定番の衣装である…で、勢いよくバランスボールに興じる平塚の姿をカメラはとらえる。
正面からのショットは気持ちもう少し開脚してくれれば…という気もするが、器械体操を長年やってきた平塚は、この手の道具を使ったグラビアは非常にノリがよい。セカンドIV「ななの7変化」(イーネット、安倍雄治監督)でも、悩ましい表情を浮かべて開脚しながらのバランスボールは印象深かった。
今作でも後方からのカットで勢いよく尻を跳ね上げたり、腹ばいの体勢からリズミカルに上下運動する尻をカメラに見せつけた。
(いずれもチャプター8)
舞台はプールに移り、平塚は浮き輪を膨らますために空気入れを熱心に動かす。この動作を這うようなカメラワークで尻の上下運動を接写したり、正面に回って胸の上下運動をとらえたり。
空気入れを使ったセクシーショットはここ3年くらいに浸透した演出で、特別新しいパターンというわけではない。ただ4年ぶりにIVをリリースした平塚にとっては新鮮だったろうな。いや、本人はどう思って撮影したか知らんけど。
(いずれもチャプター8)
プールに入る時間は短いが、あお向けで腰を反らせて水面に股間を浮かせるさまを接写させる。このショットは、みうらじゅんが「グラビアン魂」で名付けた「栄光の湯マン」だ。まあプールだから湯じゃなくて水だが。
個人的には、手すりを使ってのセクシー演技が全くなかったのが残念だ。手すりに尻を乗せたり、胸を押し付けたりするのを接写するやつな。
(チャプター8から)
このチャプターは、意外と場面転換が多い。場所はフローリングの部屋に移り、床の上で平塚は、おもむろに後ろを向いて、誰かに見せつけるかのように悩ましく尻を振り、そのさまが接写される。
明るい演出の多かった第7、第8チャプターだが、この尻振りは地を這うようなカメラワークもあいまって、緊張感のあるエロスが堪能できる。欲を言えばカメラワーク。下からの接写にとどまらず、後ろ向きの平塚にのしかかるように上から尻を撮ってほしかったが。
(いずれもチャプター8)
ともあれ第7、第8チャプターでは、引き締まった尻の接写が味わえるのをはじめ、「下町のマリリン・モンロー」を名乗るだけある平塚の豊満な肢体、元来持つスペックの高さを認識できるのではと思う。
さて次は、ツイッターで「歴代のアイドルDVDでも最高クラスの出来」と生意気にもぶち上げたマッサージシーンのレビューだ。期待に応えられるよう頑張りたい。←?