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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

葉月あや「もっと、ぎゅっと」(ラインコミュニケーションズ、ノムラヨシキ)

 現役の日テレジェニックながら、精力的にアイドルDVDをリリースしている葉月の通算3本目の作品。

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 太い眉にパッチリした目と、23歳の年齢とはギャップを感じさせる童顔にHカップのバスト。グラドルとしてはいわゆる正統派のビジュアルに、南国を思わせる小麦色の肌(本人は愛知県出身だが)というセクシーさも併せ持っており、個人的には非常に注目している子である。まあ前記事のスタメンには漏れたわけだが。

 そんな葉月の最新IVは、今彼と南国旅行を楽しむ一方で、職場の同僚である元彼との焼けぼっくいにも火が付いてしまう…というかなり妖しい役柄をこなした。こういった湿り気のあるエロスをにおわせたシナリオは個人的に非常に好きなので出来に期待したが、結果から言うともう一歩、二歩といいたくなる惜しい内容であった。

 まず一番評価できるシーンは、ビキニでのマッサージであろう。のっけからあお向けの太もも揺らしに悶絶する葉月。「アッ…ウッ…」と漏らす声、眉をしかめる表情が悩ましい。太もも揺らしで胸が波打つさまを真横から接写するシーンは、まるでAVのハ○撮りのような臨場感があって、引き込ませてくれる。

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(チャプター7から)

 マッサージではその後、ノムラ作品お得意のスタンディング状態の尻をローアングル接写で揺らし責めも敢行しており、最も見ごたえのあるチャプターと言えよう。

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(チャプター7から)

 ただし、そのほかのシーンはそう褒めるわけに行かない。チャプター3の風呂場は、着衣のシャワーを導入に用いるなど意欲的な演出こそ見られたが、脱衣して紫ビキニになってからの攻めが十分と言えない。
 定番である、下からの胸突き上げ揺らしやバスタブへの豊乳押しつけこそこなしている。しかし、胸揺らしの手つきに中途半端さが見えたし、胸押しつけも短時間に終わっており残念であった。

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(チャプター3から)

 車内での緑ビキニのシーン(チャプター6)も同様。脱衣して助手席のシートに胸を押しつけ接写させるカットはいい。
 ただ、取り出しましたる飴玉へのアプローチが、これも不十分。口に含んでモゴモゴ、飴を出して舌舐めずりのローテーションに終始し、セクシーを意識した舐めとは到底言えない出来だった。吉木りさも飴舐めるときはこんな感じで、ストレス溜まるんだよなー。

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(チャプター7から)

 チャプター8は、ホテルの一室での飲酒シーン。葉月によるとガチでワインを飲んだそうだが、それがセクシー演技に即つながったとは言いがたい。
 平塚奈菜「七色の恋」みたく相手の指を舐めるなどの挑発的な演技はなし、スカートを脱いでも股間を隠してしまい、股間接写もなしと期待外れの感があった。ここでノムラ定番の氷プレーやってくれていればねえ。

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(チャプター8から)

 ラストのチャプター10では、元彼と二人きりのオフィスで秘密の情交。風邪という体でマスクをしていた葉月が、迫られて大胆になる…という湿り気のあるエロスを感じさせる展開で、かつ葉月は棒アイス舐めを始める。
 ちょっとある疑似的行為を思わせる演出だが、これも車内での飴舐め同様、おやつのように淡々と味わう葉月の姿でブレーキがかかった。その後机に手をついて突き出した尻をくねらせる、机の上で開脚座りし尻をローアングル接写するなどの試みはあるが、デカいBGMがかかって入り込めなかった。接写そのものも、カメラの寄りが通常のノムラ作品より若干引いていたと思う。

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(チャプター10から) 

 演出や設定自体はエロ方面への冒険が多く、そのこと自体は評価したいが、葉月の演技の踏み込みがそれに見合っていなくてどことなくチグハグさを感じた…そんな作品であった。
 ただ葉月はDVDイベントで、撮影途中にカメラマン(つまりノムラ)と口論したことを明らかにしている。打ち上げのときに和解したというが、それはつまり撮影終了まではわだかまりが解けていなかったということであり、その辺が作品に影響としたとは穿ち過ぎであろうか。
 葉月には持って生まれた恵まれたフィジカル、スタッフとも率直に意見を出し合うメンタルの強さを生かして、今後私たちを「文句なし」とうならせるDVDをリリースしてほしいと願う。