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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

平塚奈菜「30」その3(シャイニングスター、中村倫章)

 第3チャプターは、風呂場で露出度の高い赤下着という一見アンバランスな取り合わせのシチュエーション。比較的短時間のチャプターながら、ちょっと見ただけでは気付かない、平塚のグラビア師としての実力を垣間見ることができる。

 最初、風呂場の壁にもたれていた赤下着の平塚は、やおら体を折り曲げてカメラにアピールし始める。やがて彼女が取り組むのは、壁に手をついての尻を強調したポージングだ。

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(チャプター3から)

 尻を見せつけるセクシー演技は、平塚のいわば十八番(おはこ)。前作「七色の恋」でも特典映像でお勧めのシーンに「黒ボンデージで尻を突き出す場面」を本人が挙げていたほどだ。その自信ある演技を盛り込んだチャプターを作品前半で出してきたわけであるが、果たして、その出来は前作を確実に上回るものと感じさせた。

 ローアングルで構えるカメラに対峙(たいじ)した平塚は、水に濡れてフィット感が顕著になった下着に包まれた尻を大胆に見せつけていく。両手を内ももに差し込んで揉み立てるワイルドなセクシーを入れつつ、高々と掲げた尻をゆったりとしたモーションながらキレのある動きで振り立てる。

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(チャプター3から)

 このチャプターで特筆すべきは、接写をものともしない尻股間強調のポージングもさることながら、平塚の媚態を食い入るように見ているであろう男性視聴者の心を見透かしたかのような表情の演技である。ぬらついた赤下着に包まれた尻と股間をローアングルカメラに対して十全のアピールをした平塚は、ふと口の端をゆがめて意味ありげな笑みを浮かべてみせる。まるで男性視聴者に「どうしたの?画面の前でそんなに息をハアハア荒くして…」といわんばかりの挑発的な笑みで、個人的にそそるものがある。

 また尻を突き出し、開脚した股間の下に自身の顔を入れ込んだ刹那、恍惚の表情で舌舐めずりをするさまをカメラに収めてみせている。油断も隙もあったもんじゃねえwただこうした、うっかりすると見逃してしまう場面で平塚という人はすかさずセクシーな演技を挟み込んでみせる。さすが現役屈指のテクニックを持ったグラビアアイドルだと、うならざるを得ない。

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(チャプター3から)

 チャプターの終盤は、再び壁にもたれた平塚が自ら胸をわしづかみして揉むショット、そして前作「七色の恋」の風呂場シーンでもあった「壁にリズミカルな動きで胸を押し付ける」ショットを披露する。この辺は少し消化試合感があって、正直に言えば物足りなかったところだ。

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(チャプター3から)

 せっかく浴槽があるのだからバスタブにまたがって腰をグラインドするとか、バスタブに胸を擦りつける現代IVの定番演技をやってほしかったのだが。その演出に踏み込まなかった時点で、「別に風呂場のロケーションじゃなくて良かったんちゃうの?」と意地の悪い私などはそう思ってしまう。裏を返せば、演出や構成に頼らず自力でキッチリとセクシー演技を披露した平塚のポテンシャルを感じさせるチャプターといえるのだが。

 さて、次の第4チャプターは「30」の作中で最も見どころであると私が太鼓判を押す内容である。その詳細は、次回にて。つづく。