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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

平塚奈菜「30」Amazon1位を祝して

 このブログ読者なら先刻承知と思いますが、11月3日、遂に平塚奈菜さんの最新DVD「30(サーティー)」(シャイニングスター、中村倫章監督)が悲願のAmazon売れ筋ランキング1位を獲得しました!

 平塚さん、おめでとうございます。

 

 この快挙がtwitterで報告されたのは3日の午後9時ごろ。

 拡散したのは、誰あろう平塚さん本人でした。

 彼女は矢継ぎ早に再びTwitterにて、輝かしい1位の座に就いた画面のスクリーンショットを披露しています。

 平塚さんの快挙は自身のブログ「NANA NAVI」でも報告。「1位って嬉しいよね。」という少ししんみりした調子のタイトルが本人の感慨深さを思わせますが、報告とあわせて気前よく作品のオフショットをずらりと披露するあたり、「下町のマリリン・モンロー」という通り名に恥じない、きっぷのいい彼女の人柄が感じられますね。

 

 簡単におさらいしますと、平塚さんは通算5枚目のDVDで初のAmazon1位を獲得。2010年冬「No.7」(竹書房、安倍雄治監督)でIVデビューして以来、6年目での戴冠になります。

 現在はグラビアアイドルの活動寿命が伸びたとはいえ、デビュー1~2年でフェードアウトも珍しくないのがグラドルの世界。その世界で、約4年のDVDリリースのブランクがあったとはいえども、6年目でのAmazon1位は遅咲きの栄誉と言ってよいでしょう。

 さらに平塚さんは、ブランチリポーターを務めたなどグラビアデビュー以前の経歴も豊かな人です。Wikipediaによれば、彼女のデビュー年は2004年。数えでデビュー12年目になります。

 NPBのプロ野球選手で言えばソフトバンク吉村裕基、ヤクルト雄平、阪神西岡剛、中日浅尾拓也、西武岸孝之楽天嶋基宏と同年齢。そうそうたるメンバーです。この事実を踏まえれば、平塚さんの30歳、デビュー12年目でのAmazon1位がいかに大器晩成の証しであるかを分かっていただけるのではないでしょうか。

 平塚さんは今年8月に出演したMXテレビ「東京オーディション(仮)」で、こう自己紹介しました。

「グラビアの活動を始めて3枚DVDを出したが、だんだん面積の小さくなる水着に違和感を覚えてグラビアをいったんやめた」

「グラビアをやめてから何年間も仕事がなく、バイトばかりの時期があった。29歳になりグラビアのオファーが来た。そのとき、私にはおっぱいしかないと思った」

 何年も仕事がないというどん底の状態を経験し、まさに彼女は不退転の決意でグラビア復帰に臨んだわけです。果たして、平塚さんは復帰2作目で宿願(?)のAmazon1位を奪い取ることができました。

 多くのグラビア愛好家に待望されていた平塚さんのグラビア復帰ですが、復帰後の道のりは順風満帆だったわけではありません。新作「30」は過去作に比べてAmazon売れ筋・新着ランキングのベスト10前後という好位置こそキープしていたものの、同時期に新作を発売したグラドルは高崎聖子、葉月あや、神谷えりな星名美津紀、安枝瞳、柳瀬早紀と多士済々。しかしそうした群雄割拠を経てじわじわとランキングが3位、そして2位をマークし始めました。

 そして発売から約40日、平塚さんの「30」は栄えある1位に輝いたわけです。

 

 さて、ここで私が提唱していた「平塚奈菜1位の会」の取り組みも振り返ってみましょう。「30」発売直前の9月22日、私マサトヰシグロシャムロックは「平塚奈菜のDVDにAmazon1位を取らせる会(通称:平塚奈菜1位の会)」の結成を発表。

心ある方にあらゆるSNSを駆使して「30」を宣伝し、ランキングの押し上げを図るよう呼びかけました。

 まあ結局は皆さん、自身のやりやすいスタイルで「30」をプロモーションされたようです。Amazonでは7人の方がカスタマーレビューを書きました。

 私はと言えば、Amazonレビューには参加していません。普段Amazonを利用する習慣がないもので、何となく書きそびれたというのが正直なところです。ただ自分の持ち場では頑張ろうと思いまして、合計8回にわたる「30」レビューを拙ブログで執筆しました。駄文もいいところでありますが、もし私のレビューで平塚さんおよび「30」に興味を持たれた方がいたなら、これほどの僥倖(ぎょうこう)はありませんね。

 てなわけで「平塚奈菜1位の会」は所期の目的を達成したわけですが、会そのものは存続していくつもりです。理由は平塚さんが新作DVDをリリースする際、「2作連続Amazon1位」を目標に掲げて再び活動する所存だからです。

 もはや平塚奈菜の名はグラビア界に轟き始めました。「風呂場のシーンがグラドルで日本一うまい」と称されるなど、業界内での評価もうなぎ昇りとなっています。

 2016年のグラビア界は、遅咲きの天才・平塚奈菜がトップを取る。そう予言とも希望とも戯言ともつかない思いを持ちながら、私は彼女の新作を待っております。

(11月11日、記事を一部加筆修正しました)