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グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

グラビアDVD業界の裏切り者・倉持由香氏の言動を批判する2

 本当は前回の批判記事で紹介すれば良かったが、昨年3月のAmazonのグラビアDVD大規模規制の際に、倉持由香氏はこういうツイートをしていた。

 (2016年3月23日付の倉持氏のツイートから)

 ツイートそのものは、グラビアアイドルという職業の存続危機に際して雑誌アンケートという打開策を打ち出し、協力を申し出たもので特に問題はない。リアルタイムでこのツイートを読んで、私もリツイートした記憶がある。

 しかし昨年暮れ、Buzzfeedの徳重辰典氏、真実一郎氏のインタビューへの回答を読み返してみるに、倉持氏はこの時点で既にグラビアDVD業界に見切りをつける心持ちだったのではないかと思うようになった。AmazonによりグラビアDVD業界そのものが危機に陥ったのだから、まずは業界の保護を訴えるのが当事者としての筋であろう。一グラビアDVDユーザーにすぎない立場の私ですら、Amazonへの抗議声明を行ったのであるから。

 しかし倉持氏は、リアルタイムでAmazonへの抗議を表明しなかった。彼女は、はなからグラビアDVD業界を守る気などさらさらなかった。年末のインタビューを読んでみれば、すべてつじつまが合う…というのは私の疑心暗鬼であろうか。

 

 倉持氏はAmazonのグラビアDVD大規模規制について「DVDメーカーが考える機会になれば」と全面的に肯定したことは前回の記事で伝え、私なりの批判を書いた。ではDVD規制に賛同する彼女の言い分はどういうものか、インタビューから紹介しよう。

 Buzzfeedのインタビューでは、倉持氏はこう語っている。

「倉持:今回のことでDVDメーカーさんが考える機会になってくれたらと思ってます。Amazonの規制が入る前までは、グラビアアイドルが着エロの過激なラインをやるようになっていた。手ブラだったりと、写真集でやるような過激な露出をDVDで求められると厳しいです」

「――グラビアアイドル同士で露出については話したりするんですか?

倉持:みんな話してますよ。「露出が多すぎて嫌、ロケに行くのが辛い」とか。グループLINEで励まし合っています。そういった話を聞いていると「これは私がやりたかったグラビアなのかな」って思うこともありました。

私自身、次のDVDは決めていないんです。私がDVDをやり続けていると、きっと新人の子が「倉持さんもここまでやっているから…」と過激な露出を求められてしまう。私はグラビアが好きだから、悲しい気持ちで辞める子がいるのは嫌なんです。
「みなさんありがとう、私、普通の女の子に戻ります」と辞めていってほしい」

 真実一郎氏のインタビューでは、違ったニュアンスでグラビアDVDへの批判を語っていた。

「──そういえば今年はグラビアアイドルの過激なDVDがamazonでは買えなくなりましたよね。

(倉持-引用者注)その影響で、DVDの売り上げはガクッと下がってると思います。メーカーさんもきびしくなってしまって。だからこそ、売るためにさらに過激になって。でも、もはやこれはグラビアじゃない、っていうところまで来てると思うんです。だから、私も来年1月20日に出す14枚目のDVDで、ラストとは言ってないんですけど、それ以降はいまのところまだ決めてないですね。

 ──昔はアイドルのDVDって、ビーチでキャッキャしてればよかった。でもいまは、お尻をさわられるとかおっぱいもまれるとか、あたり前になりつつありますものね。

(倉持)ですよね。いまやマッサージ、ナメもの、ローション、全部当たり前! みたいな。それをやらないと新人はDVDが決まらない状況で。グラビア冬の時代って、DVDと撮影会しか仕事がなかったので、それが良くなかったんでしょうね。いろんな選択肢がある中でDVDもあるという、お互いが対等な立場でお仕事になったらいいなと思います。モグラ女子の人たちのDVDは過激じゃなくてもちゃんと売れてるし、そうなっていけばいい」

 引用が長くなって恐縮だが、ここから倉持氏の発言に異議申し立てをしたい。

 まずBuzzfeedのインタビューから。Amazonの大規模規制が入る前は、グラドルのDVDは着エロレベルの露出をやるのが当たり前になった…という趣旨の発言を倉持氏はしている。

 これについては、これまで3000本近いグラビアイメージVHS・DVD・BDを見てきた私としては納得できない。倉持氏の発言が捏造とは言わんが、相当盛っていて実態とはかみ合っていない。その点は断言させてもらう。

 ハッキリ書くが、竹書房ラインコミュニケーションズイーネットフロンティアといったメジャーどころのDVDメーカーがリリースする作品の大部分は、既に着エロ的な露出度の衣装は排除されている。具体的に書くとノーブラで乳首を泡やクリームで隠す、乳首だけをギリギリ隠したマイクロビキニ、ほぼ紐としか形容できないTバックとかね。

 そういった客観的にも着エロといえる水着や衣装は、実は10年以上前に起こった着エロブームを経て、現在のグラビアDVD業界の主流からはとっくに外れている。もともとブームの際にリリースされた当時の着エロDVDというのは、演出面で評価が高くなかった。シチュエーションも廃虚とかで、着エロ衣装のモデルがただその辺ブラブラ歩いているようなもんで、なぜかカメラワークも不自然に斜めに傾くとか、さらになぜか白黒映像に処理されているとかね。その手の作品群に対するグラビア愛好家の目は厳しく、あっという間にゼロ年代中盤の着エロDVDブームは廃れた。

 グラビアDVDを見たことない人々にとってはさぞオレが何を書いているかチンプンカンプンに思っているだろうことなので恐縮だがw、現在のグラビアDVDにおいては露出に血道を上げる、というスタンスはもはや主流から外れている。AKBなどグループアイドルから流れてデビューするグラドル連中は、まずファーストDVDからTバックをはくことはない。そうした点から、倉持氏が新人グラドルが要求される露出度を理由に、グラビアDVDの大規模規制を正当化するのは少々強引なのではと私はみている。

 

 真実一郎氏のインタビューでは、グラドルがDVDで要求される演技に対して倉持氏は苦言を呈している。

いまやマッサージ、ナメもの、ローション、全部当たり前! みたいな。それをやらないと新人はDVDが決まらない状況で」

 と言っている部分ね。これもハッキリ書くけど倉持さん、捏造とは言わんが盛っているよね。AKBや仮面女子といったグループからグラビアに流れてきたグラドルは現在非常に多いわけであるが、彼女たちはある意味DVDリリースの際は優遇されている。

 倉持氏は「マッサージ」「ナメもの(アイス飴舐めの類か)」「ローション」これらができないと新人グラドルのDVDそのものがリリースされないような言い方をしているが、その点は疑問を呈さざるを得ない。私が見てきた範囲で、アイドルグループから流れてきたグラドルで処女作が「マッサージ」「ナメもの」「ローション」の3つの要素を満たした人ってのは今まで見たことがない。20年前からイメージビデオの定番であるマッサージについて、なぜかグループアイドル崩れのグラドルは処女作でかたくなに拒んでいる子が多い。

 しょっぱなからマッサージ、ナメもの、ローションすべてを要求されて実践したグラドルがいないとは言わないが、これまで3000本近くのアイドルDVDを視聴した人間から言わせてもらえば、そうしたグラドルは割合的に少数だよ、と言わせてもらう。要は倉持氏は、グラビアDVD業界をつぶすためにためにする発言を年末のインタビューで繰り返したと、そう指摘させてもらう。

 

 あと言っておきたいのは、倉持氏がこういう発言をしたことだ。

「私も来年1月20日に出す14枚目のDVDで、ラストとは言ってないんですけど、それ以降はいまのところまだ決めてないですね」

 何をほざいてやがる。おまえはグラビアDVD業界に対して口をきわめて罵った人間だろうが。DVDやりたくないならさっさとスッパリやめると宣言しろ。新作を出すのは未定とか抜かしてグラビアDVD業界をコケにするな。