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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

雨宮奈生「みんな嘘つき」(スパイスビジュアル)

 10年の沈黙を破り「ネオ熟女」と名乗ってグラビアに再び挑む37歳(この6月で38歳に)雨宮の復帰DVD。収録時間は約170分という大作である。

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(「みんな嘘つき」表ジャケット画像)

 かなり過激な写真が掲載されている裏ジャケットには「カメラを止めない」というコピーが。あの昨年の大ヒット映画をモチーフにしたのかは知らんが、グラビア愛好家の諸君にこの作品を説明するなら「願望図鑑」とかあの「4文字」シリーズの系統だと言えばご理解いただけるだろうか。

 第1チャプターは雨宮が10年ぶりのDVDを出したいと意気込み、グラビアDVDの監督「ノムラ」の事務所を訪ねるところから始まる。ここではあいさつ代わりとばかり、雨宮は監督の要請で脱衣し白下着となり、例の長いネジ状の飴を舐めさせられる。

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(「みんな嘘つき」第1チャプターから)

 フェイクドキュメンタリー的な演出を用いるこの作品では、やたらと監督「ノムラ」の生声が入ってくる。グラビアDVDでこれだけモデル以外の人間の声が聞かれるのは珍しく、正直ウザいと思う人も多かろう。

 しかし監督はその事務的かつ冷淡な口調で、次々と雨宮に「舌出して」「カメラ見て」「先っちょ」と要求する。「先っちょ」というのは舌の先端なのだが、雨宮はそう聞いて長いまつ毛をしばたたかせながら懸命に舌先を上下に躍動させる。

 その懸命な姿は印象深いが、監督の「(飴舐めが)今年1番うまい」と評しているのはどうかな。この間出た新人では小泉かなとか夏本あさみとか、お口の演技がうまいグラドルがゴロゴロいるからね。まあ監督の方便だろう。

 

 しかしこの作品、改めて会話のシーンがなげえw第2チャプターの車内とか、7分くらい雨宮と、運転している監督とのダベリングあるからね。ただそんな冗長な場面の後、こんな演技に雨宮は果敢にも挑戦している。

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(「みんな嘘つき」第2チャプターから)

 監督の要求を受け、自らカメラを構えた雨宮は下着に指を差し入れ、苦悶とも恍惚ともいえぬ表情を浮かべる。これは序の口で、監督の要求はエスカレートし、雨宮の手はさらに南下する。

 旅館を舞台にした第4チャプター。雨宮は酒を呑んで開放的な気分に。監督の「ノムラ」はティッシュが似合うね」「かわいい」という訳の分からない褒め言葉wを放つが、当の雨宮は「うれしい」と顔を覆って喜ぶ。

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(「みんな嘘つき」第4チャプターから)

 しかしこのリアクションを見ていると、あまり「ネオ熟女」のコピーて似合わんなと個人的には思う。小林麻耶と同じカテゴリーじゃないかね。

 テンションが上がった雨宮は、監督をのぞき込みながら「…したくないですか?」と誘惑。過激化が言われて久しいグラビアDVDにおいても、この手のセリフは異例であろう。しかし監督の対応はプロのグラビア演出家のなせる業か、事務的な口調で再び己を慰めることを要求する。

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(同上)

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(同上)

 雨宮は戸惑いながらも興奮を隠しきれずに下腹部へ右手をしのばせ、主に中指を動かす。監督の注文は「両足を広げて」「四つん這いに…」などとやはり容赦がない。黒髪を乱し、嗚咽とも喘ぎとも取れる声を漏らしながら自ら秘部に刺激を与える雨宮。とうとうこらえきれずに「…したい!」と監督に懇願する。先ほどの「…したくないですか?」と対比して、このあたりは非常によくできたシナリオだと妙に感心した。

 作品後半は、雨宮が後日訪ねた監督の自宅(普通ならセットだろうが、生活感があるのでマジ自宅かもしれんw)での濃厚なやりとりがメインとなる。こちらの感想はまた次の機会に譲るが、とりあえずラストの暗がりのシーンについては「あれはねえだろ」と苦言を呈させていただくw