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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

恒例・2013年の個人的IV年間ベスト30を発表します

 2013年もあとわずかとなりました。
 恒例であります個人的年間IVランキング、ベスト30を発表します。
 昨年は鎌田紘子が「きみのために」(晋遊舎、安倍雄治監督)で初優勝を果たしました。鎌田の2連覇はなったのか?衝撃のランキングは以下の通りです。
 (カッコ内はメーカー名、監督名。イーネットイーネット・フロンティア、ラインはラインコミュニケーションズ、エアコンはエアーコントロール、アクアはアクアハウスの略)

優勝 柏木美里「もう一度、愛して」(イーネット、上村知之)※昨年2位、一昨年23位

2位 咲丘るい「従順トラップ」(ギルド、上村)
3位 滝川綾「大切なことを教えて」(竹書房、安倍雄治)※昨年9位、一昨年8位

4位 江頭ひなた「ひなた暮らし」(イーネット、セキヤヤスマサ)※昨年12位
5位 遠野千夏「千夏の衝動」(晋遊舎、ノムラヨシキ)※昨年19位、一昨年17位
6位 藤元亜紗美「秘密のlesson」(イーネット、安倍)
7位 吉用由美「Y」(ライン、中北直)
8位 多田あさみ「従順エレジー」(ギルド、上村)※昨年21位
9位 階戸瑠李「ミスFLASH2013」(イーネット、中北)※昨年27位
10位 伊唐みよ「恋泥棒」(晋遊舎、中北)※昨年13位

11位 吉木りさ失楽園」(晋遊舎加納典譲
12位 石川優実「欲望の対象」(ギルド、上村)
13位 佐山彩香「あやんてぃ」(ライン、ノムラ)※昨年22位
14位 尻無浜冴美「サエミちゃん」(晋遊舎、ノムラ)
15位 佐倉仁菜「恋ひとすじ」(イーネット、上村)※昨年16位
16位 水樹たま「想いのままに…」(ギルド、上村)
17位 小島麻友美「Pure Smile」(竹書房、安倍)
18位 吉住はるな「甘い罠」(イーネット、上村)
19位 伊藤えみ「彼女の秘密」(ギルド、加納)※一昨年24位
20位 秋山莉奈「ボクの彼女」(エアコン、安倍)

21位 太田千晶「UNDERCOVER」(晋遊舎、安倍)※昨年26位、一昨年9位
22位 野呂佳代「OVER」(アクア、ノムラ)
23位 鈴木ふみ奈「極上フミナップル!」(イーネット、中北)※昨年7位、一昨年7位
24位 平野聡子「ノーブル・ホワイト」(竹書房、上村)
25位 高崎聖子「Unrequited Love?…」(イーネット、舘野桂)
26位 安西玲奈「Milkey Gramour」(竹書房、安倍)
27位 葉加瀬マイ「Follow me」(竹書房、ノムラ)※昨年10位
28位 渋谷ゆり「ないしょ…。」(ライン、安倍)
29位 村上友梨「Bloom」(ライン、ノムラ)※一昨年19位
30位 逢坂南「Pure Smile」(竹書房、上村)

 昨年惜しくも準優勝で涙をのんだ柏木が、見事にリベンジ。流行り(?)に乗って言うなら「倍返し」の初優勝に輝きました。
 過去に「放送禁止」や「密会」「逢瀬」といった問題作を連打してきた柏木ですが、今年はやや弱い出来の作品が続いていました。
 その停滞を一気に払しょくしたのが、9月発売の「もう一度、愛して」。3作ぶりに上村とコンビを組んだこの作品は、何といってもその下半身接写が強烈なインパクトを残しました。


(チャプター1)

(チャプター2)

(チャプター3)

(チャプター4)


(チャプター5)

(チャプター6)




(チャプター7)

(チャプター8)

(チャプター9)

 ほぼすべてのチャプターでM字開脚、四つん這い、突き出しなどさまざまなポーズで股間を強調。柏木の腰の動きもベテランらしいくねり、キレを見せつけました。股間接写にとどまらず、車内のシーンなどは口元を涎(よだれ)で光らせながら飴をねぶるセクシーな演技も光りました。
 柏木は3年連続のベスト30ランクインも達成。同様の記録は滝川、遠野、太田、鈴木もマークしています。

 新人ながらいきなりの準優勝に食い込んだのが、一昨年優勝の戸田れいの事務所の後輩に当たる咲丘でした。
 「舐めドル」の異名を持つ24歳の彼女は処女作「咲きほこる、恋」(イーネット、上村)でも存分にアイス舐めを披露していましたが、セカンド「従順トラップ」ではさらにパワーアップ。ワインの瓶の口まで舐めるという大胆不敵なプレーに挑み、IVファンの度肝を抜きました。この恐るべき24歳が、来年はどんなIVを見せてくれるのか目が離せません。

 昨年まで2年連続ベスト10入りしていた滝川が3位となり、自己最高位を更新しました。
 「大切なことを教えて」は上半期1位。滝川の妖艶なお姉さん演技とローアングルの接写が冴えました。滝川はこの作品リリース以降、目立った活動をしておらず、復活が待たれます。

 4〜10位は江頭、遠野、多田、階戸、伊唐と昨年のランクイン組がいずれも順位を上げてベスト10入りするという珍しい自体が発生。江頭はバスタブなどでのグラインドプレー、遠野は股間接写の連打、多田は四つん這いなどからの胸揺らし、階戸はマッサージでの悩ましいリアクション、伊唐はロデオボーイでの股間接写などそれぞれ持ち味を発揮したといえましょう。
 藤元はこの12月にリリースした3本目「秘密のlesson」でその潜在能力が開花。マッサージシーンの破壊力は今年の作品でも屈指と思います。7位には実に6年ぶりのIV挑戦だった吉用がランクイン。アイス舐めや四つん這いなどのポージングのキレなど総合力の高いグラビアを見せました。

 11位以降でいえば、若手の世代の健闘が光ったと思います。佐山は知名度、アイドル性の高いグラドルにも関わらずセクシー演技への踏み込みを深めて、昨年よりも順位がジャンプアップ。20歳以下のグラドルのランクインは佐山を含め6人(佐山、小島、平野、高崎、安西、逢坂)とランキングの2割を占めました。
 昨年のアラサーグラドルブームに応えるように、ベテランも存在感を見せました。今年30歳の伊藤は2年ぶりのランクイン、「オシリーナ」こと28歳の秋山や同い年の「土偶アイドル」こと水樹も初めてランキングに名を連ねました。

 ベスト30をメーカー別に集計するとイーネット8本、竹書房6本、ギルド・晋遊舎各5本、ライン4本、エアコン・アクア各1本。老舗メーカーが盤石の中、新興ギルドの台頭が光ります。
 監督別に見ると上村9本、安倍7本、ノムラ6本、中北4本、加納2本、舘野・セキヤ各1本でした。ノムラは遠野とのコンビで監督として自身初のベスト5をマーク。特に下半期は水準の高い作品を多くリリースし、確かな成長を感じさせました。セキヤは名手・江頭を手がけて初ランクインながらいきなり4位を記録しました。

 今年のIVは昨年までと比べても演出、モデルの演技スキルが目に見えて向上したなと思う作品が目白押しで、選ぶ側としては大激戦のランキングでした。ランクインしたグラドルの年齢層の幅広さは、そうしたレベルアップの反映ではないかと思いましたが、いかがでしょうか。
 ただしグラビア界全体を見渡せば、依然として紙媒体は秋元グループが猛威を振るっている苦しい状況が続いています。グラビア勢からは壇蜜が大ブレークを果たしましたが、力関係を変える潮目はまだ来ていないというのが正直な印象です。

 何としても来年は、この個人的ランキングに幅広い年代層のメンツが並んだようにベテラン、若手の頑張りによる波状攻撃で秋元グループ帝国主義の打倒を果たしてほしいところです。
 皆さん、来年も「ネコソギシャムロック」をよろしくお願いします。(文中敬称略)