チャプター8の車内のシーンは、今年私が観賞したすべてのIVの中でも白眉の一つというべき出色の出来かと思う。
後部座席、ノーブラに羽織ったTシャツをたくし上げ、上腕で巧みに90cmの豊かなバストを寄せる。そこへ菜乃花がカメラの前の視聴者を上目使いで見つめ、かつ舌舐めずりをして誘惑してみせる。これから何をするか否が応にも期待させる仕草で、つかみはOKというやつだ。
(いずれもチャプター8)
果たして菜乃花は、ここからが本番とばかりにエロを畳み掛ける。ポップ飴を舐めながら腰を悩ましく動かし、しっとりとパンツの汗ばんだ股間を見せつけるように接写させる。
そしてひじでぐいぐいと胸を強調しながら、呆けたと形容してもいいような恍惚とした表情、そして飴にまとわりつくような舌の動きを披露してみせる。まるでカメラの向こうで自分を見ている健全な青少年たちが一体何をするのか、すべてお見通しだと言わんばかりに…。
(いずれもチャプター8)
この演技だけでも十分に思えたが、菜乃花は「まだ足りないんじゃない?」とささやく悪女のようなスタンスで四つん這いに移行し、ねっとりと尻を動かしながら飴に音を立てて吸いついてみせる。いやはや、このチャプターを見るためだけでも4000円のゼニを払う価値があろう。
(いずれもチャプター8)
しかしこの車内のチャプターが良すぎて、他のシチュエーションに物足りなさが感じられたのが残念だ。見る側のぜいたくだとは承知しているが。
風呂場での体洗いは胸を自らしごいて「うう~ん」と声を漏らすなど痴女?と思わすようなシーンはいいのだが、そこからIVの定番である謎の手の体洗いが出なかったのはやや演出不足に思えた。
またこの作品は本編チャプターが8つしかない。ラストのチャプは昼下がりのシチュエーションの中、あお向けで腕を噛むように悶える菜乃花の熱演こそ見られるが、正直トリのチャプではないかなと。唐突に作品が終わった印象が残るし。
そうした構成のミスこそ若干散見するものの、今年25歳の菜乃花が1年半ぶりのリリースにかかわらず、きっちりとエロ演技での確かな成長を感じさせた作品だと思う。まあ、私が彼女の作品を見るのはこれが初めてなんだがw