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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

森崎まみ「僕のHoney」(イーネットフロンティア、安倍雄治)

 このブログ、過去に取り上げた中で最年長だったグラドルは壇蜜(1980年生まれ)と記憶している。今回は壇よりも年上、「昭和からの刺客」という異名を持つ森崎まみの新作を取り上げる。Wikipediaによれば、森崎がIVをリリースするのは6年ぶりになるらしい。

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(表パッケージ)

 「昭和からの刺客」というコピーは『週刊プレイボーイ』(集英社)のグラビアに登場した際につけられたものだそうだが、個人的にはあまりピンと来ない。

 平成に年号が変わったころの森崎はまだ小学4年生。古い名前を出して申し訳ないが、たとえば木下優(1972年生まれ)とか坂木優子(1974年生まれ)と同年代くらいの、森崎からもうひと世代上の女性が対象でないとしっくり来ないコピーだと思うが、どうだろう。

 

 閑話休題

 今日、森崎と同じアラフォー世代のIVというのは、既に珍しいものでなくなっている。森崎と同じイーネットから新作をリリースした背山麻理子(1980年生まれ)、気象予報士中川祐子(1972年生まれ)の作品などは記録的なセールスをマークしている。

 ただまあ、肝心の内容は「大人の女性」という特性を生かしたものになっていないのが大勢であった。背山の1stを見たが、買い物シーンとか趣味の写真の紹介に尺取りまくって「きょうび、10代のグラドルのIVでもそこまでキャピキャピ(死語)せんで!」と言いたくなる内容だった。接写や大胆なポージングが求められる現代のIVは、30~40代だとなかなか踏み込めないこともあるだろうが。

 そんなわけで、今回の森崎も購入したときは地雷を覚悟したものである。ふたを開けてみれば、ハードルが下がっていたこともあろうが、なかなか収穫のある作品だったと思う。

 まず外見のスペックの高さに驚く。タッパがある(身長165cm)上に、白い肌とくびれのくっきりしたボディーライン。作中では競泳水着や黒バニーガールの衣装に挑んでいるが、難なく着こなしている。メード服はさすがに違和感を覚えるが。

 ポージングは四つん這い、M字開脚をこなし平均点といったところか。接写は、まあ後述するが胸に比べて尻股間へのアプローチがやや浅い。

 ただオッと思わされたのは、チャプター5の昼間のベッドシーン。新体操用のボールにまたがり上下運動の胸揺らしを披露した森崎は、おもむろに足をM字に広げて太ももの付け根にクリームを塗りたくる。ここでの彼女の表情がいい。

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(チャプター5から)

 何がいいって、睨(にら)みつけるような目つきをして、嫌そうな表情で太ももをこねるのがすっげー興奮する。ちょっとソフトな羞恥プレーの感じが出ていて。

 チャプター9の風呂場のシチュエーションでも同様に、嫌がった表情を浮かべている。眼帯ビキニの胸を謎の手に下から揺らされ、初めこそ笑っているが、「もう」とたしなめるように睨んでみせている。

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(チャプター9から)

 IVの中で、こうした嫌がるリアクションは実はあまりない。だいたいの若いグラドルは、恥ずかしさを隠すためにケラケラ笑ってすませるパターンだ。よって森崎の少しとがった反応は、大人の女性の品を引き立たせるものとしてなかなか印象的である。

 あと彼女、髪は下ろすより風呂場のシーンのように上げた方が美人だよな。前髪パッツンにしたとき、バナナマン日村に似ていると言われたそうだが。

 ラストのチャプター11は、安倍監督作品で最後のシチュエーションに持ってくる定番の車内シーン。ここでは後部座席でM字開脚し、股間をくっきりと強調してみせる森崎の妖艶なポーズに注目されたい。気持ちもう少し、股間にカメラが寄ってくれたらといううらみこそあるが。

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チャプター11から)

 ただこの場面では、脱衣を経て張りのあるバストと尻をそれぞれ股間よりも踏み込んで接写しており、狭い車内と相まってエロの臨場感を高めている。尻にくっきり何かの跡がついているのはご愛嬌で。

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(同上)

 全体を振り返ればマッサージがないとか、お口の演技が飴玉どまりだったとか課題も少なくないが、それも「伸びしろ」byじゅんいちダビットソンとして、「次回作も見てーなー」と素直に思わせる出来だった。今後に期待したい。

 ここでグラビアの頑張りを見せれば、壇蜜橋本マナミのポジションもおのずと近くなる。それだけのポテンシャルが、森崎にはあると思う。