ひさびさにレビューを書く。取り上げるのは、沢地優佳の新作DVD「Legend~桜影」(スパイスビジュアル)。
拙ブログ読者の皆さんは、沢地の名前を知っていても「まだグラビアやっとったんかいこの人」と驚かれる方が多数だと思う。沢地は「Legend」発売2日前の8日に誕生日を迎えた45歳のでえベテラン byアイデンティティ田島 だ。先日、なぜか週刊誌で特集グラビアが組まれていた「あかひげ薬局」の歴代イメージガールの1人である。
大ベテランの沢地にとって、本作は通算16本目のイメージ作品。意外にリリース本数が少なく思えるのは、30歳前後で芸能活動から数年間遠ざかっていた時期があるから。その間は、インストラクターの活動が主体だったらしいが。
そんな沢地の新作は「レジェンド」のタイトルにふさわしく、現代グラビアDVDの演出を積極的に取り入れた内容となっている。
【第4チャプター】
恋人と温泉旅館へ旅行に来た沢地。グラビアDVDの定番たる茶色の眼帯ビキニを身につけ、入浴してくつろぐ。
「気持ちいい~」と笑いながら温泉を楽しむ沢地。首筋をぐいっと伸ばすしぐさに、撮影を一瞬忘れて本意気で温泉の効能を味わっているように見えるのは私だけだろうかw
キャプ画像では伝わりづらいかもしれないが、沢地は首から肩にかけてのラインがいいんだよね。丸みのある曲線て感じで。そうした骨格の良さが、長くグラビアで活動できる秘訣(ひけつ)なのかもしれない。
バスタブに108cm(!)のバストを押しつけ、ともに入浴している設定の視聴者目線の恋人に沢地はからかいながら上唇をなめて誘惑する。
うむ、演技が古いw ヤマザキマリの名作漫画「テルマエロマエ」に出てきた娼婦もこのジェスチャーしていたわ。しかしこの舌なめずりポーズを合図にしたかのように、沢地は若手グラドルをはねのけるように印象的なパフォーマンスを見せる。
沢地は恋人の体をエア演技で洗った後、彼に自分の体を洗わせる。これは現代のグラビアDVDで定番のやりとりだ。
恋人はブラシを持ち出し、沢地の胸をもてあそびだす。それも定番なのだが、沢地の豊満なバストが相手だと定番ではなくなる。沢地の下乳を持ち上げるブラシの柄のしなりがすごい。ヘタすりゃ柄の方が折れるんじゃないのw
恋人に下乳や谷間への執ようなブラシ責めに遭い、呆れたように笑った後、自ら体を素手で洗い始める沢地。このくだりも定番だが、思わぬ発見があった。
沢地は自身の胸の谷間を洗う。たいていの若手グラドルは谷間を洗うとき、自身の掌底(しょうてい)の部分を使い、谷間を往復させる。
しかし大ベテラン沢地は違った。おのれの右ひじを両の胸ではさむようにしながら、ごしごしとこすりつけるのである。
この「谷間にひじを入れる」演技は、グラドルなら誰でもできるものではない。豊満なバストを持ち、深い谷間をつくれるグラドルでないとさまにならない。
そんなレアな演技を大ベテランの沢地がこなしてみせた。彼女と同年代である私は、このシーンを見せてもらっただけでも「DVDを買ったかいあったわ」と思ってしまうw
沢地「Legend」のレビューは当初1回ですませるつもりだったが、予想以上に語りたいことが多かったので次回に続きますw お楽しみに。