田代さやか「おしえてさやか」(ラインコミュニケーションズ、安倍雄治、2012年)VS階戸瑠李「しなやかに…」(晋遊舎、ノムラヨシキ、2013年)
田代さやか 010 301 010=6
階戸瑠李 104 101 01×=8
乾坤一擲のマッサージ!
階戸、序盤のリード守り切る
田代は風呂場で追撃も力尽く
【戦評】
1回戦最後の試合は、昨年4強の階戸が競り合いを制し、東海北陸ブロック対決を勝ち上がりました。
階戸は同点で迎えた3回、紫下着でマッサージに挑戦。開脚した太ももの付け根を愛撫され「ン…」と悩ましい声を上げる濃厚な演出をやり切り、一挙4点。試合の主導権を握りました。
田代の反撃に遭ったものの、タンクトップの執ような胸揺らし(4回)やハイレグ水着の下半身接写(6回)と加点して追いつかれることなく逃げ切りました。
実に4年前の第1回選手権(2011年夏)以来の初戦突破に燃えていたベテラン田代でしたが、今回もその壁を超えることはなりませんでした。先制を許した直後の2回、短時間のチャプターながら、黒のバニーガール姿でポールに絡む演技で同点に追いつく。しかし直後に階戸のビッグイニングで劣勢に。それでも田代は風呂場でのバスタブグラインドなど重厚な攻めを展開し、1点差に戻す奮闘を見せました。
その後も十八番であるアイス舐めをノーハンドでこなす(8回)などの意地を見せたものの、結局追いつけずに敗退。4回連続の初戦負けを喫し、IV甲子園を後にしました。
この試合をもって、今大会のベスト8が決まりました。勝ち上がった8選手は以下の通り。カッコ内は出身地、満年齢、所属事務所。
平野聡子(福岡、22歳、マーブル)
璃乃(群馬、22歳、サラエンタテインメント)
麻生亜実(大阪、23歳、アライヴエンタテインメント)
森下悠里(東京、30歳、アッシュ)
江頭ひなた(北海道、32歳、アヴィラ)
永井里菜(埼玉、23歳、ウェスタ)
木嶋ゆり(静岡、23歳、ルセロ)
階戸瑠李(石川、27歳、ピアラ)
そして準々決勝の組み合わせは、以下の4試合です。
Aブロック第1試合
平野聡子×璃乃
Aブロック第2試合
麻生亜実×森下悠里
Bブロック第1試合
江頭ひなた×永井里菜
Bブロック第2試合
木嶋ゆり×階戸瑠李