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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

2017年注目のグラビアアイドルで打線組んだwww(星乃まおりおよび全項目更新)

 既にツイッターでは発表していますが、当ブログでも詳細なデータや備考込みで発表しようと思います。2017年、私マサトヰシグロシャムロックが注目するグラビアアイドルで今年も打線を組みました。例年通り、1番から9番までの打順(DH制を採用)とピッチャー陣の先発、中継ぎ、抑えのスタッフを発表します。まずスタメンを発表して、各メンバーの備考は随時追加していく所存です。

 さあ、この2017年、グラビア界を席巻するグラビアアイドルは、コイツらだぁ!!(「フリースタイルダンジョン」のZEEBRAさんふうに)

1番・ショート 西堀智美

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(2ndDVD「従順乙女」第10チャプターから)

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(2ndDVD「従順乙女」第5チャプターから)

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(2ndDVD「従順乙女」第9チャプターから)

にしほり・さとみ

twitterこちら

1997年8月28日生まれ(満20歳)、東京都出身。

所属事務所はe-2diveエンターテインメント。
身長153cm、バスト91cmウエスト60cmヒップ88cm。

今年1月発売「従順乙女」(イーネットフロンティア)はじめ通算2本のDVDリリース。

 打線の切り込み隊長役は弱冠19歳のティーンエイジャー西堀に託そう。小柄ながらバスト91cmをマークするボディーはもちろん、マスクも黒目がちの垂れ目という愛らしさで、柳ゆり菜を彷彿とさせるタヌキ顔の正統派グラドルのスペックを誇る。

 しかしグラビアの実力は昨年10月発売の1stDVD「Pure Smile」(竹書房)で、既に証明ずみ。垂れ目を上目使いさせてカメラを見上げ、力強い舌の動きで飴玉やアイスを舐め上げるというお口の演技のうまさをデビュー時から見せつけ、新作「従順乙女」でも健在だ。

 さらに「従順乙女」では、1stで見られなかったマッサージや風呂場での体洗いなどの触手プレーをついに解禁。第5チャプターではタオル手袋で眼帯ビキニの体を洗われるが、上半身に負けないボリューム豊かな腰回りや内腿を開脚させられながら愛撫され、ぎゅっと両ひじで胸を寄せて悶絶する。

 第9チャプターの白ビキニでマッサージに応じ、四つん這いの尻や胸、内腿を揉まれる洗礼。高速で胸を揺らされる場面では戸惑いの表情を浮かべながら、きっちりと指で枕をつまむ仕草に年齢以上の色気を感じさせる。グラビア界を背負っていく期待の逸材であり、成長が楽しみだ。

2番・ライト 岬愛奈

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(1stDVD「Milkey Glamour」第5チャプターから)

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(1stDVD「Milkey Glamour」第6チャプターから)

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(1stDVD「Milkey Glamour」第10チャプターから)

 みさき・あいな

 1994年10月21日生まれ(満23歳)、長野県出身。

 所属事務所はイエローキャブプラス

 身長154cm、87-59-86

 クリーンアップへのつなぎ役で、試合展開に応じてさまざまな役割を要求される2番打者。その大役には、あえての抜擢(ばってき)でDVDリリース1本のみの岬に任せたいと思います。

 弱冠22歳、リリースDVDは巨乳グラドル専門レーベルの呼び声高い「Milkey Glamour」(竹書房、安倍雄治監督)のみの岬ですが、処女作ではオールラウンドなセクシーグラビアを遺憾なく見せつけました。お嬢様ふうの美貌に白い肌、87cmのバストとスペック自体も高い岬は、第5チャプターでは下乳を見せるタンクトップ姿でバランスボール。これも肉感的な下半身から伸びる両足を開脚し、股間をカメラに見せつけながら球にまたがっての上下運動を披露しました。

 第6チャプターでは白下着でのマッサージに挑戦しますが、ここではブラジャーの紐を外しうつ伏せの尻を揉まれます。その際、けだるそうに顔を上げ目線だけをカメラに向ける演技は妖艶の一言。特徴的な長い睫毛も、こうしたグラビアできちんと生かして見せます。

 第10チャプターでは、ワゴン車内で定番の四つん這い飴舐めにチャレンジ。繰り返しになりますが、ファーストDVDでありながらカメラから目線を切っての飴しゃぶり、胸の谷間見せつけ、そして突き上げた尻を同じカメラフレームに同時に収めてみせる渋いグラビアを披露しました。もちろん演出スタッフの功もあるわけですが、新人ながら表方としてきっちりと、グラビア愛好家がニヤリとしそうな演技をこなすところに岬の将来性が秘められていると思います。これからの伸びしろを期待して、岬を2番打者に指名し、その飛翔するさまを期待するとします。

3番・サード 橋元優奈

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(コラボDVD「集団社内恋愛3」第2チャプターから、橋元は右端)

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(コラボDVD「集団社内恋愛3」第5チャプターから、橋元は上)

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(コラボDVD「集団社内恋愛3」第12チャプターから)

はしもと・ゆな

5月24日生まれ(生年非公表)、神奈川県出身。

所属事務所はティーディープロモーション

身長152cm、バスト88cmウエスト59cmヒップ87cm。

ソロDVDは2本発表、昨年夏コラボDVD「集団社内恋愛3」に参加。

 ここから打線はクリーンアップ。メジャーリーグでは最強打者が配置される3番打者には、グラビア界の秘密兵器と言っていい橋元を抜擢(ばってき)する。

 グラビアデビュー時には「パンストアイドル」という二つ名を引っ提げて、パンストを強調したグラビアを身上とした彼女。決して順風満帆と言い難いグラビア人生において、分水嶺となったのが昨年夏に発表された好評のコラボDVD「集団社内恋愛」(ギルド)だ。

 ここでメガネの気難しそうなお局風のルックスで登場した橋元は、ソーセージや飴、アイスを前にすると一転して長い睫毛(まつげ)をたたえた目をトロンとさせ、いとおしそうにしゃぶってみせる。

 第5チャプターでは黒下着姿で氷をくわえ、共演の若木萌に顔を近づけて舐めさせるというレズAVもかくやという大胆な演技を披露した。最終盤のアイス舐めでは、舌を這わせつつ白い棒をずらしてメガネにアイスの白濁液を付着させるというお約束のテクニックを見せることを忘れなかった。

 実は橋元、ソロDVDは2012年に通算2本目をリリースして以降5年間ごぶさた状態なわけだが、先述の「集団社内恋愛3」は好評を博し、2016年のグラビア界の話題をさらった。実力は折り紙つきであることに自信を持って、改めてソロDVDリリースで「橋元優奈ここにあり」とアピールしてほしい。

4番・キャッチャー 麻生亜実

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(11thDVD「素敵なお姉さん」第4チャプターから)

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(11thDVD「素敵なお姉さん」第5チャプターから)

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(11thDVD「素敵なお姉さん」特典映像から)

あさい・あみ

1992年6月19日生まれ(満25歳)、大阪府出身。

所属事務所はアライヴエンタテインメント。

身長158cm、96-58-86

 今年注目のグラドル打線の4番を担うのは、守備でも扇の要たるキャッチャーを務める、まるで巨人の阿部慎之助のような精神的支柱の役割という重責であるが、それをキャリア7年を誇る麻生に任せたい。

 満年齢18歳の頃からグラビア活動を始めた彼女は、昨年末のバラエティー番組「なら≒デキ」(朝日系)に出演。蚊取り線香鏡餅というありえないデザインのビキニを着こなすことを要求され、いったん戸惑うも「AKB48の指原(莉乃)さんが(写真集で)お尻を出しているのに、負けるわけにいかない」という趣旨の力強いコメントを残し、きっちりとやり遂げた雄姿はグラビア愛好家ならよく覚えているだろう。

 そんな麻生の最新DVDが「素敵なお姉さん」(エアーコントロール)。地上波の「なら≒デキ」で見せた勝負度胸そのままに、第4チャプターではアダルトな黒下着でマッサージを受け、開脚した股間付け根のみっちりした愛撫を受け入れてみせる。第5チャプターでもM字開脚の股間付け根に薬を塗られるセクシーをこなしてみせた。

 そしてキャリア7年のベテラン麻生は、普段はメーキングが主体の特典映像でも手を抜かない。ぽてっとしたセクシーな唇を十二分に生かして棒アイスをたっぷりと舐め上げてみせた。

 AKB48はじめ秋元康傘下のグループが散々食い荒らしたグラビア界において、豊満なボディーも豊かなセクシーの表現力も遥かにAKB連中を凌駕(りょうが)する実力を持つ麻生の躍進こそが求められている。それが実現してこそ、この数年間虐げられてきたグラビアアイドルの失地回復は成し遂げられると、私はそうみている。 

5番・DH 殿倉恵未

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(4thDVD「TAKE OFF」第5チャプターから)

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(4thDVD「TAKE OFF」第8チャプターから)

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(4thDVD「TAKE OFF」第10チャプターから)

とのくら・めぐみ

1989年7月22日生まれ(満28歳)、大阪府出身。

所属事務所はアライヴエンタテインメント。

身長166cm、バスト91cmウエスト62cmヒップ89cm。

 4番の後を務めいっそうの勝負強い打撃が求められる5番打者には、一昨年グラビアDVDデビューし既に4本の作品をリリース(今年3月に5本目)している殿倉を据えよう。ちなみに4番の麻生とは同じ大阪出身、同じ所属事務所である。

 レースクイーン(RQ)の仕事をこなすだけあって長身かつ均整の取れたプロポーションを誇る殿倉。ルックスもバブル時代のRQを思わせる長髪にまゆ毛のキリッとした顔立ち、加えて知性を感じさせる富士額と非の打ちどころない美女と言えよう。

 こんなスペックを持つといかにも隙を見せない感じで、こんな美女に縁もゆかりもない私のような人間としては「DVDもお高く止まってんじゃないの」と愚痴の一つも出したくなるが、さにあらず。第5チャプターではRQの衣装を脱ぎ捨て、パンストを半分脱いだ状態からM字開脚を披露し、そのさまをローアングルから顔を舐め撮りするという凝ったカメラワークのエロスをやり切ってみせた。

 第8チャプターのマッサージシーンでは、ベッドに腰掛けた姿勢から謎の手に正面から91cmのバストを縦揺らしされるという比較的レアな演出に挑んだ。太い眉をキリリと寄せて少し嫌がる表情を見せたのがそそった。

 第10チャプターでは赤ドレスで四つん這いの体勢を取り谷間をアピールしながらマンゴーなどの果物を直舐め。睨(にら)むような鋭い目つきで果汁の付着した親指をしゃぶる姿には、マッサージから一転Sっ気を十二分に感じさせてくれる。

 グラビアキャリアは2年弱ながら幅広いセクシーを演じられる、2017年ブレーク待ったなしの逸材だ。

6番・センター 朝比奈祐未

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(2ndDVD「ヒナノココロ」第2チャプターから)

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(2ndDVD「ヒナノココロ」第3チャプターから)

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(2ndDVD「ヒナノココロ」第5チャプターから)

あさひな・ゆみ

1991年12月9日生まれ(満26歳)、東京都出身。

所属事務所はe2-diveエンターテインメント。

身長162cm、バスト88cmウエスト59cmヒップ89cm

 クリーンアップの後を受け、制約を受けない打順で伸び伸びと打点を稼ぐ位置となる将来性豊かな6番打者には朝比奈を指名したい。朝比奈は美大卒でコスプレイヤーとして人気を博し、グラビア界にも参入してきた変わり種。ショートカットに面長でキリッとした目鼻立ち、現在のグラドル界では比較的レアなルックスの持ち主である。個人的には、髪を伸ばせばミスFLASH2012の葉加瀬マイに似ていると思う。

 ショートカットで清潔感あるルックスの朝比奈だが、ひとたびDVD撮影に臨めばポテンシャルの高いセクシーを披露した。中北直監督と組んだ2nd「ヒナノココロ」(スパイスビジュアル)では初っ端の第2チャプター、教室で制服脱衣という清純派グラドルにありがちなシチュエーションからきっちりといすの背もたれに開脚股間を擦りつける難易度の高いエロスをクリアしてみせた。

 後続の第3チャプターは定番のマッサージ。ここで朝比奈は青下着姿で四つん這いとなり、その張りのある89cmの尻を接写も十分な状況で揉まれ、かつ尻をクネクネさせて愛撫を受け入れる懐の深いセクシーを見せつけた。

 第5チャプターでは、中北作品において定番衣装となる黒ボンデージで棒アイス舐めに挑戦。くっきりした目鼻立ちの朝比奈が、カメラに挑むような目つきで舌裏を駆使して棒の先端を弄び、頬をすぼめての吸い込みプレーを見せる。豊かな将来性を感じさせるショットだ。同じ事務所の西堀智美、稀水こはくとともに2017年の飛翔が期待される。
7番・レフト 森咲智美

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(5thDVD「Virginal」第2チャプターから)

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(5thDVD「Virginal」第5チャプターから)

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(5thDVD「Virginal」第7チャプターから)

 もりさき・ともみ

 1992年8月12日生まれ(満25歳)、富山県出身。

 所属事務所はリップ。

 身長160cm、89-58-88。

 下位打線において、伸び伸び自由な打撃で打線を活性化させる役割を持つ7番打者には、愛知のアイドルグループ「OS☆U」出身の森咲を指名するとしよう。身長は160cmと決して大柄ではないが、手足は長くて豊満なバストと肉づきのよい太ももを持ち、グラドルとしての資質を十分に備えている。

 しかし森咲のすごいところは、そうした恵まれたスタイルやアイドルグループ出身という経歴に安住することなく、アグレッシブなセクシー演技をDVDで表現しているところだ。最新作「Virginal」(竹書房加納典譲監督)では初っ端の第2チャプターから長い睫毛(まつげ)をしばたたかせ、2本の飴玉を相手に躍動感あふれる舌使いを披露してみせる。

 第5チャプターでは白ビキニの胸や尻、股間近くの太ももにクリームを塗りたくられるマッサージ。この責めに興奮を抑えきれなくなったかのように、自ら胸を揉み始めるのだが、こうしたシークエンスは3000本のアイドルDVDを見てきた私でも寡聞にして知らない。そして第7チャプターではクリーム色ビキニの股間を縦にしたラケットに前後運動で擦りつけるという、これまたレアなセクシー演技に挑んでみせた。

 何かとイメージ的な制約の多そうなアイドルグループ出身ながら、経歴など知ったこっちゃねえと言わんばかりに奔放なグラビアを展開してみせる。そんな森咲は、今年のIVランキング戦線を確実ににぎわす存在となるでありましょう。そうした期待を込めて、彼女をスタメンに起用します。

8番・セカンド 星乃まおり

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(2ndDVD「従順願望」第3チャプターから)

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(2ndDVD「従順願望」第3チャプターから)

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(2ndDVD「従順願望」第3チャプターから)

ほしの・まおり

1994年4月20日生まれ(満23歳)、群馬県出身。

所属事務所はティーディープロモーション

身長160cm、84-58-84

 打順は8番ながら守備の要たるセカンドを守る役割には、ミスFLASH2015のキャリアを持つ星乃に務めてもらおう。ちなみに彼女は2013年の準日テレジェニックでもある。

 3番打者の橋元優奈の項目で、1枚目の画像に映り込んでいる1人が星乃である。該当作品「集団社内恋愛3」(ギルド)ではトップ格の伊藤しほ乃につき従う部下としてかなり目立っており、単独で1チャプターをもらい下着姿のセクシーを披露していた。

 その「集団社内恋愛3」の後を受けてのソロ最新作「従順願望」(@misty)では、上司に脅され痴態を見せる会社員を熱演した。このスタメン記事ではキャプ画像は1チャプターにつき1つの画像を上げていたが、今回は特別にw1チャプターで3つの画像を上げることにする。

 該当の第3チャプター、上司に脅された星乃は、ホテルでスティック飴を舐める強要される。顔を反らしながらも、結局はいやいやながら飴をほおばるのが画像1枚目。この嫌がっている表情にはそそるものがある。

 しかし程なく、星乃は被虐心をかき立てられたのか、突如攻めの姿勢に転じる。前傾姿勢で首をかしげて積極的に飴をほおばってみせるのだ。その舌使いは舌の裏まで駆使し、二重まぶたの美しい瞳を挑発的に投げかけてみせる。さっきまで嫌がっていたのにこんなエロいことしだすなんて…という展開は官能小説なり映画の濡れ場なりでよくみられると思うが、それをグラビアDVDの世界で、かつ22歳の星乃がきっちりやり遂げてみせるのを見届けると「いやあ、頼もしいなあ」と思わずにはいられないw

 そして画像3枚目、星乃は白下着の尻を前後運動で振りたくった後、「もうどうにでもして…」と言わんばかりの投げやりな表情でM字開脚の股間を見せつけるのだった。いやあ、1チャプターでおなかいっぱいですわ。そうした百戦錬磨のセクシーを弱冠22歳の星乃がこなしたという1点において、グラビア界も捨てたもんではないと思っております。

 8番セカンドという一見目立たないポジションながら、個人的に星乃にかける期待は大きい。ぜひとも2017年に飛躍を!と思わずにはいられません。

9番・ファースト 峰のりえ

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(1stDVD「HOTGIRL」第5チャプターから)

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(1stDVD「HOTGIRL」第8チャプターから)

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(1stDVD「HOTGIRL」第10チャプターから)

みね・のりえ

1985年4月28日生まれ(満32歳)、大阪府出身。

所属事務所は不明。

身長168cm、88-60-85

 1番打者へつなぐという重責を持つ9番打者には、少し冒険かもだが昨年末に1stDVD「HOTGIRL」(エアーコントロール)をリリースした遅咲きグラドルの峰に任せるとしよう。

 遅咲きとは書いたが、峰はレースクイーン(RQ)やモデルを主要な仕事にしてきており、芸能キャリアは長い。オフィシャルブログは2007年から続いているので、これをキャリアに換算すれば今年で11年目ということになる。

 褐色の肌に太い眉のシャープなルックスというRQらしいクールビューティーだが、ひとたび1stDVDでカメラの前に立つと濃厚なセクシーを披露した峰。第5チャプターの風呂場では、ヌルヌルの泡をカメラ目線しながらビキニの胸に力強く擦りつける。第8チャプターではバランスボールに四つん這いの尻を押し付けリズミカルに前後運動。汗みどろのタンクトップとレギンス姿で、尻を振りながら目線をカメラに向けるのが悩ましい。まるで「これ見て興奮しているの? フフ…」と言わんばかりに。

 この1stDVD、白眉はラストの第10チャプター。ベッド上で脱衣し白下着になりながら「もうあかん、来て…」と甘い声の大阪弁で視聴者男性を誘惑する。シャープなリュックスに甘い声で誘惑するキャラは、かつての名RQ・柏木美里をほうふつとさせる。

 峰のパフォーマンスはこれにとどまらず、あお向けの体勢から大胆にM字開脚。あえて股間をフレームアウトしたカメラワークにより、より臨場感のあふれるセクシーを表現させることができた。

 ことほどさように、30歳代ならではのアダルトな魅力を処女作で放出した峰だが、特筆すべきはこの1stDVDではマッサージやアイス・飴舐めといった定番にまだ挑戦していないところである。グラビアそのものは粗削りであるが、今後のDVDリリースで飛躍的な活躍が期待できるとして、ぜひとも峰にはグラビアDVD活動に本腰を入れてほしいところである。

 ピッチャー

先発 大塚びる

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(1stDVD「甘いくちびる」第4チャプターから)

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(1stDVD「甘いくちびる」第8チャプターから)

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(1stDVD「甘いくちびる」第9チャプターから)

おおつか・びる

twitterこちら

1989年3月18日生まれ(満28歳)、和歌山県生まれ。

所属事務所は現在不明。

身長166cm、バスト86cmウエスト60cmヒップ86cm。

2017年1月「甘いくちびる」(イーネットフロンティア)で初のグラビアDVDリリース。

 昨今のグラビア界は活動寿命が延びたとはいえ、童顔で年齢不詳のグラドルが人気の情勢はまだまだ堅持。その中で黒髪のショートボブ、実年齢の27歳より落ち着いた雰囲気を醸し出す大塚は稀有な新人グラドルといえる。

 郵便局や図書館の窓口にかしこまっていそうな清楚なルックスとは裏腹に、処女作たる1stDVDでの演技は大胆不敵そのもの。スクール水着で開脚した股間越しに冷静に送る視線(第4チャプター)をはじめ、風呂場が舞台の第8チャプターでは謎の手に内腿を洗われ「あ…その辺は…」と拒絶し、そのことで改めて妄想で頭がいっぱいとなった男性視聴者をさらに興奮せしめてみせる。

 ラストの第9チャプターでは薄暗いベッドを舞台に、紫下着で四つん這いの体勢を取り挑むような目つきでの棒アイス舐めに挑戦してみせた。運営するツイッターのフォロワー数はまだ200人台であるが、まさに今後の飛躍が期待される即戦力レベルの新人グラドルである。

中継ぎ 稀水こはく

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(2ndDVD「現役看護師さん」第4チャプターから)

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(2ndDVD「現役看護師さん」第10チャプターから)

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(2ndDVD「現役看護師さん」第11チャプターから)

きみず・こはく

1990年8月23日生まれ(満27歳)、福島県出身。

所属事務所はe2-diveエンタテインメント。

身長154cm、88-58-86

 投手陣の中盤を担う中継ぎ、セットアッパーには小柄ながらポテンシャルを秘めたグラビアを披露している稀水に任せよう。

 稀水は2ndDVD「現役看護師さん」(竹書房、中北直監督)というタイトルの通りに、看護師とグラビアを両立させている変わり種のグラドルである。

 浅黒い肌に長い睫毛(まつげ)、親しみやすい垂れ目にぽてっとした唇、小柄ながらトランジスタグラマーなスタイルなどグラドルに必要な要素すべてを取りそろえたような稀水であるが、セカンドIVでは中北監督作品で定番なロデオマシーンに挑戦。徐々に速度が速まる動きに「あ…ちょっと速い…」と戸惑いながらその小刻みな振動を白下着で受け止めてみせた。

 終盤に迫る第10チャプターでは、とっくに廃止されたはずのナースキャップを被り、「気持ちいい?」とささやきながら身も世もなく乱れる感じで疑似騎上位のピストン運動を披露。ラストの第11チャプターでは長い睫毛をキッチリ生かして棒アイスを吸い上げるセクシーを実践した。看護師とグラドルの二足のわらじがどこまで通用するかも含めて、その成長ぶりを見届けたい素材である。

抑え 岩本和子

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(2ndDVD「やまとなでしこ」第2チャプターから)

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(2ndDVD「やまとなでしこ」第3チャプターから)

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(2ndDVD「やまとなでしこ」第6チャプターから)

いわもと・かずこ

 1976年2月1日生まれ(満41歳)、鳥取県出身。

 所属事務所は不明。

 身長167c、83-60-85。

 試合を締めるクローザーの役割には、キャリア以上の実力を誇示している岩本にその役目を託したい。

 国民的美魔女コンテストのファイナリストという経歴を持つ岩本は、そのキャリアに恥じないほどのにおい立つフェロモンをリリースしたDVD「やまとなでしこ」で撒き散らしてみせた。

 第2チャプターではエプロン姿かつ下着姿の尻を揉まれて「あッ…ああ……」とバリエーションの多彩な喘ぎ声を聞かせる。直後の第3チャプターでは青下着のパンツをぐいっと食い込ませる直球のエロを披露した。第6チャプターでは黒下着で取りつかれたように自らの親指をしゃぶりつつ、陶磁器のように白い尻を四つん這いでカメラに見せつけてみせた。

 挑発的なエロスに関しては、ベテランならではの引き出しの深さを感じさせる。DVDのリリースはまる1年遠ざかっているが、ぜひとも次回作が望まれる逸材だ。

※スタメンのデータは、今後随時更新していきます。

第6回IV選手権準々決勝全4試合の結果

◆第1試合

●松嶋えいみ(埼玉)「シンクロニシティ」(竹書房)12-13倉持由香(千葉)「桃尻彼女4you」(ラインコミュニケーションズ)○

松011122302=12

倉33010123×=13

※倉持序盤大量点も松嶋6イニング連続得点で大逆転。しかし倉持8回の風呂場で拘束されてのローションプレーで一挙3点。初出場松嶋の反撃を振り切り2年連続のベスト4、連覇へあと2勝。初陣松嶋は自身初の2ケタ得点で大健闘も金星逃す。

◆第2試合

鈴木ゆき(埼玉)「ギュってして」(ウーノ)10-5京本有加(新潟)「PRANK」(イーネットフロンティア)●

鈴100013131=10

京001001102=5

※同年代対決(鈴木は1987年の早生まれ)は鈴木に軍配。6回のピンクビキニマッサージや8回の眼帯ビキニ体洗われでそれぞれビッグイニング。2試合連続の2ケタ得点で4強入りを果たした。4年ぶり選手権出場の京本は初の1大会2勝もベスト8の壁を越えられず。

◆第3試合

○為近あんな(奈良)「あんな為近、こんな為近」(エスデジタル)9-5柳瀬早紀(千葉)「甘いふくらみ」(竹書房)●

為120141000=9

柳010100111=5

※為近序盤の速攻で試合を決め、清水みさとに続く2年連続の奈良県勢ベスト4を達成。5回の水色ビキニマッサージで一挙4点のダメ押し。今大会出場者で最大バストサイズを誇る柳瀬、7回のノーブラ上下運動胸揺らしなどで食い下がるが序盤の失点を取り返せず。

◆第4試合

○小柳歩(神奈川)「ラブホリック」(ラインコミュニケーションズ)17-8十枝梨菜(東京)「ナーリーエンジェル」(エアーコントロール)●

小120113243=17

十010102121=8

※ベスト4ラストの席は小泉が準々決勝ベストスコアで奪取。8回は濃厚な飴舐めと切ない喘ぎ声を交えたピストン運動で一挙4点を奪った。十枝は8回の眼帯ビキニ胸揺らしで2点を返すなど後半粘ったものの、大量失点のリカバリーに至らず。唯一残っていた東京勢だったがここで敗退となった。

 

 準決勝の組み合わせは以下の通り。

◆第1試合

倉持由香(千葉)×鈴木ゆき(埼玉)

◆第2試合

為近あんな(奈良)×小柳歩(神奈川)

※倉持以外はすべて初の準決勝。鈴木、為近、小柳が勝てば初の決勝進出。

グラビアDVD業界の裏切り者・倉持由香氏の言動を批判する4

 倉持氏の言動を批判する記事も今回で最終回にしたいと思う。

 まず書きたいのは、倉持氏が語ってきたことへの抗議ではなく、語られていないことへの抗議である。倉持氏はグラビアDVD大規模規制を強行したAmazonの片棒をかつぎ、Buzzfeed徳重辰典氏や真実一郎氏のインタビューでは露出過多に悩むグラドル仲間の救済などを理由に持ち出して正当化に努めており、それへの私の反論はこれまでの記事で行った。

 一方で彼女は、グラビアDVD業界において欠かせない存在であるはずの人たちへの言及を一切しておらず、まるで黙殺するような態度を取っている。その黙殺している対象とは、私のようなグラビアDVDユーザーである。

 これには全く納得できない。テレビ番組にしろ映画にしろ、視聴者や観客というのはそうしたコンテンツを作製する上でマーケティングは欠かせない存在のはずである。

 ものをつくる者がいて、作り上げた商品を購入し、使用する者がいる。ものづくりに携わる人々にとって、ユーザーの意見に耳を傾け、商品のブラッシュアップに力を尽くすのは欠かせない取り組みと言っていい。

 各種インタビューでの倉持氏の発言には、そうしたグラビアDVDユーザーの意見を吟味した形跡が全くみられない。そりゃそうだろ、ユーザーの話を全くしないわけだから。自身のグラビアDVD規制への主張を貫くなら「DVDユーザーからも露出過多の作品への苦情が多く来ている」など(そういう意見が本当に来ているのが大前提だが)、需要の側にいるユーザーの意見を反映させるのが筋だろう。

 しかし倉持氏はグラビアDVD大規模規制の正当化を主張する際、ユーザーの意見を全く表に出さなかった。これは結局、1枚約4000円という決して安くないDVDを購入するユーザーを置いてきぼりにしたものであるとして、通算3000枚近いグラビアDVDを購入・観賞してきた私のような消費者にとっては、とうてい承服できないやり口だと言わせていただく。

 

 また倉持氏は、グラビアDVD業界を罵倒し切り捨てる一方で、雑誌グラビアや写真集など、紙媒体のグラビアを過剰に持ち上げている節がインタビューから見てとれる。まるで紙媒体のグラビアが天国、グラビアDVDが地獄であるかのように語っているが、この辺にも疑問を呈せざるをえない。

 そう思う一例が、倉持氏が持ち上げる「モグラ女子」に対するグラビア業界の扱いである。モグラ女子とは、普段はファッション雑誌などで活動し、グラビアにも挑戦する女性モデルのことで、片山萌美朝比奈彩久松郁実がその代表格とされている。倉持氏は各種インタビューで、スタイルの洗練されたモグラ女子に対して「かなわない」と早々に白旗を挙げ、DVDでも過激なことをやらなくてすむと羨望のまなざしを向けていた。

 ただし実態として、モグラ女子というカテゴリはグラビアにおいてハイペースで消費されようとしている。その一例がモグラ女子のトップたる片山で、既に週刊誌で全裸となり、バストトップをさらした過激なグラビアが掲載されている。

 これによって、私は「モグラ女子のブームも、2017年であっという間に消費されて終わるな」と確信めいた思いを抱いた。片山本人も納得しての全裸グラビアだったのかもしれないが「結局脱がされて終わり」という、グラビアのイメージビデオが出現する前から長年続くグラビア業界の悪しき慣例を見せられた思いがして、気分が悪くなった。

 倉持氏はグラビアDVD業界に見切りをつけ口をきわめて罵り、雑誌グラビアこそグラドルの戦場だと各種インタビューで息まいているが、そうした雑誌グラビア界の旧態依然とした現状に何の疑問も抱いていないのだろうか。「グラビアは全部見せてしまったら終わりだ」と、インタビューで倉持氏は持論を展開したが、モグラ女子の待遇を見て何か思うところはないのか、問うてみたい気持ちがある。

 

 あと倉持氏はグラビアDVDに代わるグラドルの活動フィールドとして、AbemaTVを挙げている。AbemaTVでは倉持はじめグラドルが大挙出演している生配信のプログラムが多数編成されており、倉持もグラドルが爪痕を残す場として大いに奨励しているのだが、個人的には全く見る気が起きない。

 TwitterのタイムラインではAbemaTVのグラドル多数出演の番組の短時間動画を上げたツイートが流れてくるのだが、平成ノブシコブシの吉村崇がグラドルたちの後ろでパンツ一丁の格好ではしゃいでいたり、5~6人のグラドルがうつ伏せ状態で上にのしかかり、その尻をカメラが追った画面がサムネイルで表示されている。

 正直に言って、下品だ。グラビアDVDを曲がりなりにも約3000本観賞してきた私としては、こんなネット番組にグラドルが大勢で出ても目立つことに気が行きすぎて、グラビアのスキルは全く向上しないと言いたい。それよりもグラビアDVDの制作に取り組み、カメラマンや監督と1対1で緊張感あふれるやりとりをしながらセクシーな演技を生み出す方が、よほどその後のグラビアのみならぬ芸能活動で財産になると言わせていただく。

 最後に、倉持氏はグラビアアイドルの地位向上に各種インタビューで言及しているが、大事な訴えが抜けている。

 それは、労働条件の改善である。もっとハッキリ言えば、賃金アップである。

 グラビアアイドルがきつい環境で働かされていることは、もうここ何年も聞かされてきた話である。それこそ倉持が過剰に持ち上げる雑誌グラビアの業界なんてのは、宣伝だからという名目でギャラが出ないなんて話もまことしやかにネットニュースに上がっているのを何回か見かけましたわ。

 人前で水着となり肌をさらすという、多大なストレスのかかる仕事にかかわらず、その労働力に見合った対価である賃金がまともに支払われていない。これがグラドルを悩ませている根本であり、倉持氏が忌み嫌う暴露系グラドルの増加につながっていると言えよう。

 倉持氏もグラドル仲間につらい思いをしてほしくないと主張するなら、グラビアDVDというさして大きくない業界をAmazonの犬と化して排除に乗り出すのではなく、大局的な視点に立ってグラビア1本でも生活が成り立つくらいグラドルの待遇を改善するよう当事者の立場から訴えていくことが筋ではないか。

 雑誌グラビアや写真集、加えてVHSやDVDにブルーレイといったグラビアコンテンツに長年親しんできた人間としては、倉持氏にはもっと根本的な部分から問題意識を掘り起こしてもらい、賃金問題などの解決に乗り出すよう呼びかけたい。そのためにはグラビアDVDの根絶など、グラドルの数少ない活動拠点を根こそぎ奪うようなやり方に加担するのは金輪際やめていただきたいというのが、私の偽らざる希望である。

グラビアDVD業界の裏切り者・倉持由香氏の言動を批判する3

 実は今回の一連の記事を上げる前、倉持氏のインタビューに目を通した私がtwitterで「倉持氏の批判記事を書く」と呟いた際、当の彼女からリプが飛んできて、数回のやりとりをした。彼女のリプは以下の通りである。

 

 (いずれも2016年12月30日の倉持氏のツイートから)

 倉持氏の主張は、自身がAmazonのグラビアDVD大規模規制に賛同するのは、背景には露出問題で病んでいるグラドルがいて、その改善のためにやむなしということのようだ。その件に関しては、そのtwitterでのやりとりで私は「現場の実態改善と、一企業にすぎないAmazonの横暴とは分けて考えるべきだ」「Amazonのやり方は独裁と言うべき、ナチスのやり口に通じるもの」と彼女に伝えた。

 グラビアDVDの露出度など演出上の問題に悩むグラドルは、確かに倉持氏の言うように少なくはないのだろう。ただそういう場合に必要なのは悩んでいるグラドルへのケアや現場の実態改善の取り組みであって、Amazonの有無を言わさない大規模規制でないのは明らかではないだろうか。

 だってそうだろ。グラビアDVDの露出度に泣いているグラドルが実際にいたとしてだよ、その子たちがAmazonが大規模規制したのを聞いて「あー良かった、ストレスなくなりました」なんて喜んだのか。ないだろ。

 そうした点から、Amazonの大規模規制なんてのは若手グラドルの救済には一切役に立っていないと私は考えている。

 

 グラビアアイドルの待遇などについて、真実一郎氏のインタビューで倉持氏はこのように語っている。

──輝きを取り戻しつつあるグラビア界、来年はどうなると思いますか?

(倉持=引用者注)せっかくグラビア界がいい状況になってると思うので、グラビアアイドルがグラビアをもっと楽しめるような業界にしたいですね。たとえばお嫁さんに行くことになってグラビアをやめるときも、「楽しかったな~」って思ってもらえるような状況になるといい。

 グラビアをもっと楽しめる業界にしたいと言う倉持氏は、露出度の激しく過激なグラビアDVDが若いグラドルの活動の妨げになっている…さまざまな言動をみてみれば、そういうことを言いたいのではないかと思う。

 それは甘いよ。グラビアアイドルが楽しい職業たりえるかなんて、ハッキリ言ってありえないと断言させてもらう。

 倉持氏は、Buzzfeed徳重辰典氏のインタビューで「グラビアアイドルを楽な職業だと思われたくない」といったニュアンスの発言をしている。ここから私は異議申し立てせざるを得ない。

 グラビアアイドルという職業は、そもそもキツいんだよ。

 考えてもみろ。全く親しくないようなカメラマンとかメイクとかスタッフの前で水着になって自身の肌をさらすんだぜ。ストレスかからんわけないだろうが。このストレスは水着の露出度とかアイス舐めなど演出の有無に関係なくかかると思うよ。

 大原かおりという、当然倉持氏も知っているであろう名グラドルがいる。吉木りさ杉原杏璃壇蜜が所属する芸能事務所フィットワンの所属。エキゾチックでおとなびたルックスと95cmのバストで1990年代後半のグラビアを彩った大原は、ゲスト出演した「ボキャブラ天国」でこういう発言を残した。

「胸を見られるのは嫌だ。でもこれで生活している」

 この彼女の言葉を私は、約20年たった今でも感銘深く思い起こしている。本当は見せたくないが、仕事としてグラビアをやり抜く。そうしたグラビアアイドルという職業を務める上で貫くべきプライドが、大原の言葉から端的に表現されている。

 そうした思いは、大原のみならずゼロ年代前半のグラビア界をけん引したイエローキャブ三人娘の小池栄子佐藤江梨子やMEGUMI、ひいては倉持も憧れの存在だと公言するほしのあき熊田曜子井上和香など歴史に名を残すグラドルが共通して抱いてきたのではないだろうか。その意味で、倉持のいう「楽しかったな~」なんて思いでグラビアをやめるグラドルが増えてほしいなんて願望は「そらアンタ、お花畑すぎるんじゃない?」と言わせていただく。

 

 また倉持は、Buzzfeed徳重氏、真実氏のインタビューで暴露系グラドルへのあからさまな嫌悪を口にしている。

 徳重氏のインタビューでは、こうだ。

「倉持:グラドルの暴露本を吉沢さりぃちゃんが出したじゃないですか。ギャラ飲み(金銭をもらい、飲み会に参加すること)や枕営業があると書いたり。私はよくないなと思います。テレビ番組に出るときも、スタッフさんから『そういう暴露話できますか』と言われるから『誰々に口説かれました』『風俗店で働いているグラドルいます』『パパがいるグラドルいます』とか言ってしまう。

 でもタレントって才能って意味じゃないですか。そういう暴露話をしなければ、テレビに出られないなら、それは、その人の才能じゃない。必死なのはわかるけど、代わりは利く。あきられたら使い捨てされる。私はそうじゃないように自分を磨きたい」

 真実氏のインタビューでは、以下の通りである。

「──業界の裏側を暴露することで注目を浴びようとするグラビアアイドルも、相変わらずいますよね。グラビア業界を背負っている気概のない、トップランカーではない人ほど、裏側やスキャンダルを語りたがります。

(倉持=引用者注)なにが目的なんだろう。自分のことしか考えてないですよね。業界のことを考えるなら、グラビアアイドルという職業の地位を向上させたほうがいいですよね。暴露することでしか気を引けないのかな、って。暴露系の子には楽屋でもなにも話せない。こわいし。私は、グラビアアイドルがバラエティに出るときのパターンで、暴露話とか『芸人さんに口説かれました』とかで地上波に出るのをしたくなかった。誰かを傷つけて出ることはしたくなくて、なんなら自分を傷つける。自分の身を削って、尻を出しますと。身内の悪口とか毒舌キャラとか、そういうので呼ばれるようにはなりたくない」

 まずここでは聞き手の真実氏に言いたいのだが「トップランカーでない人ほど、裏側やスキャンダルを語りたがります」と話しているが、真実さん。あんた手島優をトップランカーじゃないと思ってんの? と言っておきたい。

 手島はグラビア界をAKBグループに食い荒らされていた2012年から13年ごろのグラビア冬の時代、ファンの男性と交際したなどテレビバラエティーで暴露して存在感を高めた。そのやり口は決してスマートではなかったが、過激な演出を一切求められないAKBグループと自身がたたき上げでのし上がったグラドルとの差別化に成功し、後の壇蜜橋本マナミの大ブレークへの道を開いたものとして、私は手島の功績を無視してはならないと思う。

 以上は聞き手の真実氏へ言いたいことだが、倉持氏には別に言いたいことがある。

 倉持氏は真実氏のインタビューで、暴露話をするグラドルに対して「なにが目的なんだろう。自分のことしか考えてないですよね」「暴露系の子には何も話せない。こわいし」と口をきわめて侮蔑の言葉を並べ立てている。

 それについては、おまえそれはないだろうとバカ殿のギャグじゃないが言わせてもらう。グラドルの地位を向上したいと言うのなら、まずその理想に沿って暴露話をするグラドルに「それはやめるべきだ」と諭すのが定石じゃないのかね。

 しかし倉持は、名指しした吉沢さりぃはじめ本人なりに浮上のチャンスをつかむために暴露話をしているであろうグラドルに対して救いの手を差し伸べることなく、楽屋で何も話せない、怖いと言うことでさらなる彼女たちの孤立化を狙っているようにみえる。グラビアをやめるときに「楽しかったな~」と思ってもらえる業界にしたいんじゃないのかよ。

 ハッキリ言って、倉持氏の「楽しかったな~」うんぬんは建前にすぎず、結局は自身の主張に沿わないグラドルは、AmazonのグラビアDVD大規模規制を契機にどんどん切り捨てますよと暗に主張しているように思えてならない…というのが、私の推測である。

 倉持氏への批判は、まだ続きます。

 

グラビアDVD業界の裏切り者・倉持由香氏の言動を批判する2

 本当は前回の批判記事で紹介すれば良かったが、昨年3月のAmazonのグラビアDVD大規模規制の際に、倉持由香氏はこういうツイートをしていた。

 (2016年3月23日付の倉持氏のツイートから)

 ツイートそのものは、グラビアアイドルという職業の存続危機に際して雑誌アンケートという打開策を打ち出し、協力を申し出たもので特に問題はない。リアルタイムでこのツイートを読んで、私もリツイートした記憶がある。

 しかし昨年暮れ、Buzzfeedの徳重辰典氏、真実一郎氏のインタビューへの回答を読み返してみるに、倉持氏はこの時点で既にグラビアDVD業界に見切りをつける心持ちだったのではないかと思うようになった。AmazonによりグラビアDVD業界そのものが危機に陥ったのだから、まずは業界の保護を訴えるのが当事者としての筋であろう。一グラビアDVDユーザーにすぎない立場の私ですら、Amazonへの抗議声明を行ったのであるから。

 しかし倉持氏は、リアルタイムでAmazonへの抗議を表明しなかった。彼女は、はなからグラビアDVD業界を守る気などさらさらなかった。年末のインタビューを読んでみれば、すべてつじつまが合う…というのは私の疑心暗鬼であろうか。

 

 倉持氏はAmazonのグラビアDVD大規模規制について「DVDメーカーが考える機会になれば」と全面的に肯定したことは前回の記事で伝え、私なりの批判を書いた。ではDVD規制に賛同する彼女の言い分はどういうものか、インタビューから紹介しよう。

 Buzzfeedのインタビューでは、倉持氏はこう語っている。

「倉持:今回のことでDVDメーカーさんが考える機会になってくれたらと思ってます。Amazonの規制が入る前までは、グラビアアイドルが着エロの過激なラインをやるようになっていた。手ブラだったりと、写真集でやるような過激な露出をDVDで求められると厳しいです」

「――グラビアアイドル同士で露出については話したりするんですか?

倉持:みんな話してますよ。「露出が多すぎて嫌、ロケに行くのが辛い」とか。グループLINEで励まし合っています。そういった話を聞いていると「これは私がやりたかったグラビアなのかな」って思うこともありました。

私自身、次のDVDは決めていないんです。私がDVDをやり続けていると、きっと新人の子が「倉持さんもここまでやっているから…」と過激な露出を求められてしまう。私はグラビアが好きだから、悲しい気持ちで辞める子がいるのは嫌なんです。
「みなさんありがとう、私、普通の女の子に戻ります」と辞めていってほしい」

 真実一郎氏のインタビューでは、違ったニュアンスでグラビアDVDへの批判を語っていた。

「──そういえば今年はグラビアアイドルの過激なDVDがamazonでは買えなくなりましたよね。

(倉持-引用者注)その影響で、DVDの売り上げはガクッと下がってると思います。メーカーさんもきびしくなってしまって。だからこそ、売るためにさらに過激になって。でも、もはやこれはグラビアじゃない、っていうところまで来てると思うんです。だから、私も来年1月20日に出す14枚目のDVDで、ラストとは言ってないんですけど、それ以降はいまのところまだ決めてないですね。

 ──昔はアイドルのDVDって、ビーチでキャッキャしてればよかった。でもいまは、お尻をさわられるとかおっぱいもまれるとか、あたり前になりつつありますものね。

(倉持)ですよね。いまやマッサージ、ナメもの、ローション、全部当たり前! みたいな。それをやらないと新人はDVDが決まらない状況で。グラビア冬の時代って、DVDと撮影会しか仕事がなかったので、それが良くなかったんでしょうね。いろんな選択肢がある中でDVDもあるという、お互いが対等な立場でお仕事になったらいいなと思います。モグラ女子の人たちのDVDは過激じゃなくてもちゃんと売れてるし、そうなっていけばいい」

 引用が長くなって恐縮だが、ここから倉持氏の発言に異議申し立てをしたい。

 まずBuzzfeedのインタビューから。Amazonの大規模規制が入る前は、グラドルのDVDは着エロレベルの露出をやるのが当たり前になった…という趣旨の発言を倉持氏はしている。

 これについては、これまで3000本近いグラビアイメージVHS・DVD・BDを見てきた私としては納得できない。倉持氏の発言が捏造とは言わんが、相当盛っていて実態とはかみ合っていない。その点は断言させてもらう。

 ハッキリ書くが、竹書房ラインコミュニケーションズイーネットフロンティアといったメジャーどころのDVDメーカーがリリースする作品の大部分は、既に着エロ的な露出度の衣装は排除されている。具体的に書くとノーブラで乳首を泡やクリームで隠す、乳首だけをギリギリ隠したマイクロビキニ、ほぼ紐としか形容できないTバックとかね。

 そういった客観的にも着エロといえる水着や衣装は、実は10年以上前に起こった着エロブームを経て、現在のグラビアDVD業界の主流からはとっくに外れている。もともとブームの際にリリースされた当時の着エロDVDというのは、演出面で評価が高くなかった。シチュエーションも廃虚とかで、着エロ衣装のモデルがただその辺ブラブラ歩いているようなもんで、なぜかカメラワークも不自然に斜めに傾くとか、さらになぜか白黒映像に処理されているとかね。その手の作品群に対するグラビア愛好家の目は厳しく、あっという間にゼロ年代中盤の着エロDVDブームは廃れた。

 グラビアDVDを見たことない人々にとってはさぞオレが何を書いているかチンプンカンプンに思っているだろうことなので恐縮だがw、現在のグラビアDVDにおいては露出に血道を上げる、というスタンスはもはや主流から外れている。AKBなどグループアイドルから流れてデビューするグラドル連中は、まずファーストDVDからTバックをはくことはない。そうした点から、倉持氏が新人グラドルが要求される露出度を理由に、グラビアDVDの大規模規制を正当化するのは少々強引なのではと私はみている。

 

 真実一郎氏のインタビューでは、グラドルがDVDで要求される演技に対して倉持氏は苦言を呈している。

いまやマッサージ、ナメもの、ローション、全部当たり前! みたいな。それをやらないと新人はDVDが決まらない状況で」

 と言っている部分ね。これもハッキリ書くけど倉持さん、捏造とは言わんが盛っているよね。AKBや仮面女子といったグループからグラビアに流れてきたグラドルは現在非常に多いわけであるが、彼女たちはある意味DVDリリースの際は優遇されている。

 倉持氏は「マッサージ」「ナメもの(アイス飴舐めの類か)」「ローション」これらができないと新人グラドルのDVDそのものがリリースされないような言い方をしているが、その点は疑問を呈さざるを得ない。私が見てきた範囲で、アイドルグループから流れてきたグラドルで処女作が「マッサージ」「ナメもの」「ローション」の3つの要素を満たした人ってのは今まで見たことがない。20年前からイメージビデオの定番であるマッサージについて、なぜかグループアイドル崩れのグラドルは処女作でかたくなに拒んでいる子が多い。

 しょっぱなからマッサージ、ナメもの、ローションすべてを要求されて実践したグラドルがいないとは言わないが、これまで3000本近くのアイドルDVDを視聴した人間から言わせてもらえば、そうしたグラドルは割合的に少数だよ、と言わせてもらう。要は倉持氏は、グラビアDVD業界をつぶすためにためにする発言を年末のインタビューで繰り返したと、そう指摘させてもらう。

 

 あと言っておきたいのは、倉持氏がこういう発言をしたことだ。

「私も来年1月20日に出す14枚目のDVDで、ラストとは言ってないんですけど、それ以降はいまのところまだ決めてないですね」

 何をほざいてやがる。おまえはグラビアDVD業界に対して口をきわめて罵った人間だろうが。DVDやりたくないならさっさとスッパリやめると宣言しろ。新作を出すのは未定とか抜かしてグラビアDVD業界をコケにするな。

グラビアDVD業界の裏切り者・倉持由香氏の言動を批判する1

 2016年、トップグラビアアイドルとしてテレビやネットTVなどで進境著しい活躍をした倉持由香氏が、同年暮れに複数のインタビューに出演していた。

Buzzfeed・徳重辰典氏によるインタビューはこちら。

headlines.yahoo.co.jp

ライター・真実一郎氏によるインタビューはこちら。

logirl.favclip.com

logirl.favclip.com

 真実氏のインタビューの最後で、彼女はこの言葉を持って締めくくっている。

「みなさん、環境保護をお願いします。ふふふ」

 ここ数年AKBグループなどに押され続けているグラビアアイドルの環境保護をアピールするという、ここだけ切り取れば非常に茶目っ気のある発言と片付けることもできよう。しかしこの倉持、すました顔でとんでもない役目を引き受けた。

 自身が長年世話になってきたグラビアDVD業界の環境を跡形もなく破壊するという、その醜悪な取り組みの先兵に立ったということである。

 

 昨年3月、AmazonがグラビアDVDの大規模規制に乗り出し、業界へ測り知れない打撃を与えたこと、その民主主義的な手続きを無視した破壊的なやり方に改めて抗議の意を表明したことは前回の記事で書いた。しかしグラビアDVDをこれまで通算14枚(今年1月の新作で15枚目)リリースし、まさにAmazon大規模規制の被害に晒されている当事者のはずの倉持は、徳重氏のインタビューでこともなげにこう言い放った。

「倉持:今回のことでDVDメーカーさんが考える機会になってくれたらと思ってます。Amazonの規制が入る前までは、グラビアアイドルが着エロの過激なラインをやるようになっていた。手ブラだったりと、写真集でやるような過激な露出をDVDで求められると厳しいです」

 考える機会にとか、ふざけるのもいいかげんにしてもらいたい。

 Amazonは有無を言わさずグラビアDVDはおしなべてけしからんという見地で、既存のDVDを一刀両断する形で大規模規制という名の排除に乗り出した。どこに考える機会を持つ余裕や時間があったのだよと。

 前の記事でも書いたが、Amazonのやり方は日本国憲法第21条に抵触するのではと私は思っている。さらに、グラビアDVDで活動する人々の土台を根こそぎ奪うやり方はナチスのやり口に通じるとすら私は思っている。ニーメラーの警句でいう「共産主義者が弾圧されたが、私は共産主義者ではないので黙っていた」というあれな。

 倉持さん、あなたはナチスのやり口を支持しますか?

 倉持氏のようにグラビアDVD大規模規制やむなしと思うような連中は、結局いずれ自分たちに規制・排除の手が伸びないと思っているのかね。倉持さん、あなたこのままだと「肉屋を支持する豚」ですよと言わせていただく。

 倉持氏への批判はまだ続きます。

グラドルの活動の場を容赦なく奪うAmazonのグラビアDVD大規模規制に改めて抗議する(追記あり)

 

 Twitterのタイムラインで、安枝瞳がイメージDVDの次回作制作のめどが立っていないと呟いていることを知った。安枝と言えば、2015年の「プロが選ぶアイドルDVD大賞」でグランプリを受賞しており、グラドル界のトップを走っている人物…のはずだ。
 その彼女をして、わずか1年で次回作のめどが立たないという苦境に立たされている。こうした問題の背景には、やはり昨年3月に表面化したAmazonのグラビアDVD大規模規制が非常に悪影響を及ぼしていることを確信せずにはおれない。

 AmazonのDVD大規模規制は、東京スポーツ紙が昨年3月20日付でかなり詳細に報道している。

 報道内容はこちら。

 この報道およびAmazonのやり方に対して、私はグラビアDVD愛好家の端くれとして到底容認することはできず、Twitter上で抗議声明を発表した。今改めて考え直してみても、Amazonの大規模規制は道理もない、横暴極まりないものと言わざるを得ない。

 

 大規模規制の決定的な動機は、東スポによるとあるグラドルが自身のDVDの内容に抗議し、Amazonに販売差し止めを要請したというもの。Amazonはその要求どおりに該当DVDの販売を差し止めればすむものを、グラビアDVDそのものをけしからんとして大規模規制に踏み出したのである。
 このやり方には、一切の道理がないし筋も通らない。一企業にすぎないAmazonが、自社の気に食わない内容だからといってグラビアDVD業界に介入し、活動の土台を根こそぎ奪うという権利はどこにもない。
 もっと言うなら、Amazonの大規模規制は憲法第21条に抵触していると思う。日本国憲法第21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。(後略)」

 Amazonの大規模規制から約10カ月たったが、改めてグラビアDVD業界の状況をみてみると、じわじわと真綿で首を絞められていると危惧せざるを得ない。先述の東スポの記事でグラビアDVDから撤退を検討している事務所も出ていると書かれていたが、2016年度になってから明らかにそういう芸能事務所も出てきたと感じる。
 その事務所の一つが、プラチナムプロダクションだと私はみている。東スポの記事でも、同事務所所属の、おのののかのDVDが見られなくなるかも…と書かれていた。
 果たして、2016年4月以降に発売されたグラビアDVDには、プラチナム所属のグラドルの作品のリリースがぱったりとやんでしまった。2015年度まで、同事務所では佐野真彩レースクイーンオブザイヤー)や古川真奈美(ミスアクション2013出場)など、3~4カ月に1本のペースでコンスタントにDVDをリリースしていたグラドルが、2016年4月以降は発表の実績がない。理由が明かされたわけではないが、Amazonの大規模規制が悪影響を及ぼしたとみて間違いないだろう。
 Amazonは大規模規制に際して、指定する芸能事務所所属のグラドルは規制の対象外としたらしい。しかし彼らの作成したリストにある芸能事務所とはバーニング、ケイダッシュアミューズジャニーズ事務所AKSオスカープロモーションスターダストプロモーション、ライジングプロモーション、東宝芸能ホリプロ、エイベックス、ワタナベエンターテイメントである。この中でコンスタントにグラビアDVDをリリースしている事務所と言えば原幹恵中村静香を抱えるオスカーくらいのものだ。何だよジャニーズ事務所ってwこのリスト一つ取っても、Amazonの大規模規制がいかに道理を欠き、グラビアDVD業界の改善とは無縁のものか分かっていただけるだろう。
 年明けにあたり、2017年はAmazonのグラビアDVD排除の動きに抗し、文化としてのグラビアDVDの地位向上へ反転攻勢となる年となるよう、奮闘していきたいと思う。

 次回はAmazonのグラビアDVD大規模規制の尻馬に乗り、自身が世話になったはずのDVD業界せん滅の先兵の役割を買って出たグラドル・倉持由香氏への批判記事を書くとする。

 

【2017年1月13日追記】

 この記事の発表後、冒頭に取り上げた安枝瞳氏自身が釈明のツイートをした。

 内容は以下の通り。

  まあ記事を受けてのこの呟きは真摯(しんし)なものだと分かるし、私も彼女と論争するのが目的ではないので全面的に否定するようなことは書かないでいよう。

 ただし、それでも安枝氏のご意見に添えなくて申し訳ないが、Amazonはやっぱり悪いよ。先に書いたプラチナムプロダクションの例をはじめとして、明らかにコンスタントにグラビアDVDをリリースするグラドルの人数はかなり減少したのが印象としてぬぐい難いところだ。

 名グラドル・谷桃子は昨年のうちに、ラストと銘打ったDVDをクラウドファンディング(昨年話題になったアニメ映画「この世界の片隅で」のあの手法ね)で制作すると風のうわさに聞いたが、一向に完成した話を耳にしていない。

 また谷と親交の深いこちらも名グラドルの伊藤えみも昨年秋ごろ、新作を撮るとして衣装の打ち合わせをしたなどの報告をSNSでしていたが、いつの間にか続報が途絶えた。お蔵入りしたのだろうか。

 知名度もありグラビアの実力も折り紙つきで知られている彼女たちをして、活動の存続そのものが危ぶまれているのが現状なのだ。これがAmazonのグラビアDVD大規模規制と無関係とするのは無理があろう。そもそもグラビアDVD業界そのものの衰退こそが、大規模規制を強行したAmazonの狙いであるのは明白なのだから。

 そういうわけで、安枝氏の複雑な思いを私なりに引き受けた上で、改めてAmazonの横暴は告発していきたい。