無料カウンター

マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

矢野清香「しっとりさやか」(竹書房、監督:中北直)

 矢野のような薄幸顔の巨乳(91センチ)というのは、久しぶりにグラビアで見る気がする。雛形あきこ井上和香と太古から連綿と受け継がれるグラドルの王道タイプなのだが。
 所属事務所を調べるとプラチナムプロダクション。なんだ大手で恵まれてるじゃんと思ったら、事務所サイトに単独のプロフィールページはなし(FUJI☆7ガールズの一員としての紹介のみ)。プラチナム所属者が毎年合格する日テレジェニック2012にも出場したようだが途中失格、同僚の桜子がジェニックと相成った。やっぱ薄幸なのか。

 肝心のIV処女作の方では、なかなかのスジの良さを見せている。オススメはマッサージシーン。あまり個人的にはマッサージを高く評価しないクチなのだが、あお向けで胸を揉まれているときのリアクションが秀逸だった。
 太ももや肩をもまれるときはくすぐったくて笑っていたのが、胸を揉まれだすと急に沈黙。口は笑っているものの眉をひそめ、声を発するのをこらえながら苦悶の表情でカメラを見据えるさまは非常に挑発的だ。あえて視線を外さないのもいい。

 ベッドで谷間を見せつけながら寝ている相手に抱きつき、一呼吸置いて上目使いで「あ、起きた」と意味深な笑みを浮かべる(ch1)、ポップ飴を同様の上目使いかつ「ウン…」とあえぎ声をはさみながら舐める、青ビキニで執ように胸の谷間をしごく体洗いとか(ch9)、見る側を「おっ」と思わせるような一味違うセクシー演技を処女作ながらよくものにしていると思う。期待の新人と言っていいだろう。

 ただ今回、四つん這いや開脚といった下半身のポージングが控えめであった。それらへの接写も、中北演出にしては乏しかった感じ。次回作ではそのへんでも思い切りの良さを期待したい。