マサトヰシグロシャムロック「G」

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柏木美里「STALKER」(エアーコントロール、監督:松村清秀)

 前回「放送禁止」とあわせる形で紹介しようと思ったが、諸般の事情あって改めて今回取り上げることにした。
 昨年8月に発表した作品で、タイトル通り柏木がストーカーに狙われる…という内容だ。ただ後述するが、展開されるあらすじはいわゆる「つきまとい」とは違うような気がする。
 なお、柏木は冒頭から白衣を着用(なぜか廃止されて久しいナース帽つき)している。Wikipediaによると、柏木はもともとデビュー前に看護大学で学び、実際に看護師の職に就いた経験があるという。ある意味、故郷に錦を飾る?的な役柄だったわけだ。何のこっちゃだが。
 そして、作品の舞台の大半が病院なのだが、それっぽい施設で撮影しているのに少し驚く。まさかホンモノの病院を借りるわけでもなかろうし。

 果たして本編。静かな診察室、いるのはナースの柏木とカメラ目線の人物…おそらく男性医師であろうか。
 男はゆっくりと近づく。柏木はおびえつつ、観念したかのようにストレッチャーの上で強制ストリップの憂き目に。白衣のジッパーを外してゴールドのビキニ姿…って何でそんな格好なんでしょう。そういうツッコミはあるが、ストレッチャー上で広角のM字開脚を決めるなど、ポージングは悩ましい。
 男の側からのセクハラ(パワハラ?)は収まらない。廊下の待合室にて、再び柏木は脱衣を迫られる。この場ではショーツ脱ぎに挑戦。しかしスカートの中に手をかけてから、いきなり足元に脱ぎ捨てられたショーツのアップ。「放送禁止」では、ガッツリうつぶせからショーツを脱がされる柏木をとらえていただけに、こういう省略はいただけない。

 中盤以降は、これもある意味お約束だがナース周りのシチュエーションから離れていく。「仕事着」といえるレースクイーンの衣装で手錠につながれる。ベッド上ではけだるく、ショートパンツを下げてTバックをアピール。風呂場でシャワーを当てられてもだえ、さらには四つんばいでローションとたわむれてみせる…と正統派(としていいかというのはあるが)の展開が目白押しだ。衣装の多彩さ、ポージングの大胆さは「放送禁止」を上回ると言ってよい。またこの時期の柏木の髪色は「放送―」よりも黒髪ベースで、非常にかわいく似合っている。

 何だ、いい作品じゃないの…そう思われる御仁もおられようが、この「STALKER」には重大な欠点があった。それは、画面にエフェクトかかりまくり、という点である。スローモーションとコマ送りが混ざったかのような映像処理が随所にかかっており、柏木の動作がカクカクして見えるのだ。
 こういうエフェクト過剰な作品というのは、かつて着エロ隆盛の2003〜04年ごろに多く見られたであろうか。昨年夏の作品で、このようなブレブレの絵を見せられるとはね…。私のような素人ユーザーからすれば、こういう演出は熱演するモデルの勢いをそぐものにしか見えないので、苦言を呈したい。