さて、ここでIV甲子園の1回戦のカードと試合結果を振り返ってみましょう。
●田中涼子 7−7 森下悠里○(延長)
●池田夏希 3−8 中川杏奈○
●多田あさみ 3−10 松金ようこ○
●ほしのあき 7−11 伊藤えみ○
○原幹恵 6−4 黒田有彩●
●成海舞 7−7 森はるか○(延長)
●秦みずほ 3−11 田代さやか○
○戸田れい 12−9 西田麻衣●
そして準々決勝の組み合わせは、このようになりました。
森下悠里×中川杏奈
松金ようこ×伊藤えみ
原幹恵×森はるか
田代さやか×戸田れい
いずれも目が離せない対戦になったかと思います。
個人的に優勝候補と目している伊藤は、松金と対戦。プロポーション的には正反対の相手であるだけに、予断は許しません。しかし年齢もキャリアも上である相手を倒せば、ぐっと優勝が近づいてくることと思います。
森下と中川の対戦は、どちらもポージングと妖艶な表現力を得意とするだけに点の取り合いが必至となるでしょう。原と森はどちらも戦前はダークホース的な評価を受けていただけに、準々決勝のたたかい次第で不気味な存在に浮かび上がる可能性が大です。田代と戸田は、双方ともDVDの過激化をけん引してきた存在だけに、これも最後まで勝負の分からない試合となるはずです。
さあ、次回からはリアルの甲子園でも「最も面白い」と形容される準々決勝の激闘を紹介していきます。