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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

2012年個人的IVランキング・ベスト30発表

 今年も残りあとわずか。ということで(?)、2012年の個人的なIVランキングを1位から30位まで発表します。
 ちなみに一昨年は平塚奈菜「No.7」(竹書房、安倍雄治)、昨年は戸田れい「願望図鑑」(イーネット・フロンティア、上村知之)でした。さあ、今年の1位は?

1位  鎌田紘子「きみのために」(晋遊舎、安倍雄治)※前年2位

2位  柏木美里「逢瀬」(リバプール、上村知之)※上半期1位
3位  菜月理子「欲望の対象」(イーネット・フロンティア、上村)※上半期2位

4位  松岡里英「Pure Smile」(竹書房、上村)※上半期3位
5位  日向泉「やわ肌アドレッセンス」(I―ONE、安倍)※前年16位、上半期4位
6位  歩りえこ「ラビリンス」(I―ONE、中北直)
7位  鈴木ふみ奈「フミナップル2」(イーネット、中北)※前年7位
8位  今野杏南「こんなあんな」(I―ONE、舘野桂)
9位  滝川綾「優しい微熱」(I―ONE、安倍)※前年8位
10位 葉加瀬マイ「My Lover」(竹書房、中北)

11位 松下李生「妄想と現実のあいだに…」(イーネット・安倍)※前年10位、上半期5位
12位 江頭ひなた「ひなたぼっこ」(竹書房、上村)
13位 伊唐みよ「ふわりふにゃり」(I―ONE、嶋公浩
14位 伊東まりな「Pure Smile」(竹書房、ノムラヨシキ)
15位 高良れな「ONE LOVE」(スパイスビジュアル、細井智耀)

16位 佐倉仁菜「従順キッス」(ギルド、上村)
17位 田中涼子「さぷらぁ〜いず!」(I―ONE、安倍)※前年12位、上半期6位
18位 市橋直歩「好きになっても良いですか?」(I―ONE、安倍)※上半期7位
19位 遠野千夏「近くで見つめて」(竹書房加納典譲)※前年17位
20位 森下悠里「めまい」(I―ONE、安倍)※上半期8位

21位 多田あさみ「素顔のままで…」(グラッソ、舘野)※上半期9位
22位 佐山彩香「好きがとまらない」(竹書房、加納)
23位 橋本マナミ「あなたへ…」(イーネット、上村)
24位 谷桃子「なま桃」(I―ONE、中北)※上半期10位
25位 京本有加「恋愛衝動」(I―ONE、中北)※前年15位
26位 太田千晶「青嵐」(I―ONE、中北)※前年9位
27位 階戸瑠李「シナモン」(竹書房、上村) 
28位 南元優希「みんなもっと好きになる」(竹書房、川嶋征樹)
29位 丸高愛実「まなみ色5」(学研、ノムラ)
30位 古崎瞳「MISSION」(イーネット、加納)※前年4位

 今年もさまざまなIVの佳作を拝見することができましたが、その中で激戦を制してランキング優勝に輝いたのは鎌田紘子でした。
 鎌田は前年の準優勝から見事にジャンプアップしての初優勝。満を持してリリースした「きみのために」は、前作「ぼくのともだち」の流れをくんだ青春ショートムービー風の構成。しかし内容は前作をはるかにしのぐアグレッシブな接写の数々に見応えありました。
 特に股間はハイレグ競泳水着など、各チャプで執ようにカメラが追いかけます。その上、ラスト近くの映画館内の蜜月シーンはIVを超えた緊張感とエロスがほとばしっており、納得の優勝だと自ら感じています。

 惜しくも準優勝となったのは柏木の「逢瀬」。ただならぬ不倫関係をテーマに用いた前後編シリーズIVの後編です。内容自体は前編「密会」と甲乙つけ難いものがありましたが、「逢瀬」での柏木は若手グラドルではなかなか出せないセクシーを連発しました。
 局部に指をしのばせる場面、腰をたっぷりと打ち付けるように振るシーン、何かの虜となったかのように指をしゃぶり立てるシーン…画面に張り付く視聴者を誘惑するかのようなセクシー演技の数々は、「IV界に柏木あり」を強く印象付けました。

 3位に食い込んだのは菜月。実に10年の「絶対彼女」(5位)、11年の「ももの月」(6位)から3年連続のベスト10入りの快挙を果たしました。
 「欲望の対象」はアイス・ソーセージを相手に舌技を合計20分弱披露するという意欲作。その心意気にふさわしく、ランキングは自己最高位を更新しました。ただし菜月はグラビア界からの引退をほのめかしており、今作が実質ラスト作品となるようで残念です。

 今年デビューの新人でベスト10入りを達成したのは松岡、葉加瀬の2人。どちらのランクイン作品も当ブログでレビューしました。松岡はスレンダーながら口技、尻強調の演技に秀でており、処女作「Pure Smile」から遺憾なく発揮しました。
 葉加瀬は170センチの長身、93センチの巨乳、長い黒髪の古風なルックスを生かした迫力あるIVを披露。ランクインした「My Lover」では男子生徒と道ならぬ恋にただれる刹那的な女教師を見事に演じました。

 6位の歩は、処女作IVを発表してから3年というブランクをものともせずにランクイン。満31歳、30歳代でのベスト10入りは史上初の快挙となりました。
 7位の「第2回IV選手権」優勝者の鈴木、9位の滝川は激戦の中、2年連続してのベスト10入りを果たしました。

 11位の松下は、「第2回IV選手権」準優勝。所属事務所を脱退後フルヌードを披露するなど流転の人生を歩んでいます。ランキングは上半期5位の好位置につけましたが、総合的に惜しくもベスト10の次点となりました。
 11位〜20位は注目の新人ランクインが目白押しとなりました。実に12位の江頭(29歳)、13位の伊唐(年齢非公表)、14位の伊東(19歳)、15位の高良(21歳)、16位の佐倉(20歳)などフレッシュな顔ぶれがそろいました。
 17位田中、19位遠野の同じ事務所(K−POINT)に所属するグラドル2人は2年連続のベスト20入りとなりました。

 21位〜30位はベテランから新人までが入り乱れるランキングといえましょうか。前年ランキングの上位につけていた京本、太田、古崎がここでランクイン。今年のランキングの激戦ぶりの一端が伝わるかと思います。
 ほかには高校卒業を経て、たっぷりした飴舐めやボール上での激しい腰振りを披露した佐山。約2年ぶりにIV界へ復帰し、28歳という年輪を見せつけるようなしっとりしたセクシーを見せている橋本。彼女ら幅広い年代のグラドルが実力を発揮し、来年への期待を持たせるランキングになったかと感じますが、どうでしょうか。

 今年の個人的ランキングは、「願望図鑑」のような図抜けたすごみのある作品こそなかったものの、全体的な作品レベルは非常に上がったと思います。実際、30位までのランキングを作るのは骨が折れました。
 有力なIV制作会社のギルドが自社作品発行を開始したのも、今年のIV界のニュースでした。今年のランキングでは佐倉の1作品(15位)にとどまりましたが、来年は「願望図鑑」をほうふつとさせる野心、実験性に満ちたIVを制作して視聴者を驚かせてほしいと期待しています。
 もちろん他の制作会社、メーカーも「秋元グループの猛威、グラビア氷河期何するものぞ!」の心意気で良作を作ってくれることと思います。

 グラビアアイドルの皆様、およびIV制作者、関係者の皆様、本年は大変お世話になりました。
 新年も、何とぞよろしくお願いします。