長らくお待たせいたしました。昨年の上半期・下半期を総合しての個人的グラビアDVD年間ランキングを30位まで発表します。敬称略。カギカッコ内は作品タイトル、カッコ内はメーカー名。
優勝
内田瑞穂【初】
「イチャラブ温泉旅行」
（ｴｱｰｺﾝﾄﾛｰﾙ）
準優勝 岩本和子「濃厚女」（ｸﾗｼｶ）
３位 多田あさみ「誘惑と従順」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
４位 愛場れいら「愛と罠」（ﾗｲﾝｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
５位 古河由衣「おねえさんといっしょ」（ｽﾊﾟｲｽﾋﾞｼﾞｭｱﾙ）
６位 加藤圭「TABOO」（ﾗｲﾝｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
７位 平塚奈菜「34～邂逅」（ｼｬｲﾆﾝｸﾞｽﾀｰ）
８位 西村禮「従順衝動」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
９位 雨宮留菜「ご主人様とメイドさん」（竹書房）
10位 森咲智美「Dangerous Love」（ｲｰﾈｯﾄﾌﾛﾝﾃｨｱ）
11位 遠野千夏「秘蜜の情事」（ｲｰﾈｯﾄﾌﾛﾝﾃｨｱ）
12位 高杉杏「ご主人様とメイドさん」（竹書房）
13位 藤田あすさ「グラビアアイドルの家、おじゃましてイイですか？」（竹書房）
14位 まいてぃ「エッチなまいティーチャー」（ﾗｲﾝｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
15位 沢地優佳「婚外恋愛白書part1」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
16位 宮崎華帆「いけないお姉さん」（ｲｰﾈｯﾄﾌﾛﾝﾃｨｱ）
17位 神谷麻美「誘惑セクレタリー」（ﾗｲﾝｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
18位 優希志穂「官能支配」（ｽﾊﾟｲｽﾋﾞｼﾞｭｱﾙ）
19位 緒方咲「憧れ先輩上司と出張相部屋」（竹書房）
20位 国友愛佳「もう一度、恋して」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
21位 那珂川もこ「もこっとラブ」（竹書房）
22位 未梨一花「純情プリン」（ｲｰﾈｯﾄﾌﾛﾝﾃｨｱ）
23位 夢見るぅ「愛しすぎて抱きしめたい。」（ｲｰﾈｯﾄﾌﾛﾝﾃｨｱ）
24位 清瀬汐希「イケない関係」（ｽﾊﾟｲｽﾋﾞｼﾞｭｱﾙ）
25位 前坂まなみ「酔夢」（竹書房）
26位 及川麗「心憂い君想う」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
27位 夏来唯「SEXY DINAMITE～恵体の女神さま」（ﾗｲﾝｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞ）
28位 琴井ありさ「cotton kiss」（ｷﾞﾙﾄﾞ）
29位 山中知恵「卑猥」（ｴｱｰｺﾝﾄﾛｰﾙ）
30位 松嶋えいみ「先輩、キスして…」（ｴｱｰｺﾝﾄﾛｰﾙ）
2020年、新型コロナ禍という激動のシーズンを制したのは上半期1位の内田でした。「イチャラブー」は通算4本目のDVD。キュートな関西弁を駆使しながらの妖艶なポージングとアイス舐めという演技のコンビネーションにはキレがあり、心技体が充実した作品だと言ってよいでしょう。31歳での戴冠（たいかん）となる内田。30歳代での年間優勝は平塚奈菜（2015、2016）、金山睦（現・遠野千夏、2019）に続いて3人目です。
下半期1位、劇的なグラビア復帰を果たした岩本が準優勝となりました。惜しくも優勝は逃したものの、44歳での準優勝は最年長記録です。既に伝えたように岩本は昨年11月末をもって芸能界を引退。まことに残念ですが、またいつでもグラビア界に戻ってほしいと思います。
3位は14年のグラビアキャリアを誇るベテラン多田。ブランクをものともしない熟達したセクシー演技で、自己最高位を更新しました。もし年間優勝していれば32歳での最年長優勝でしたが、あと一歩でした。終わってみれば内田31歳、岩本44歳、多田32歳と2020年の表彰台は30代、40代のグラドルが占めました。
4位愛場、5位古河はともに2年連続のベスト10。両者とも前年からじわりと順位を上げました。過去に年間優勝、準優勝、3位とすべてのメダルを獲得してきた強豪・森咲は若干順位を落としたものの10位。4年連続のベスト10入り、5年連続のベスト20入りをマークしました（2016年20位）。忘れてならないのが唯一の連覇達成者・平塚。圧倒的なバナナ舐め演技を誇示した本作は34歳（当時）にしてAmazon1位を取り、このランキングでも7位をマークしました。8位の西村は、2020年にDVDデビューした組ではトップの成績です。
11位以降に目を転じれば、前年優勝で芸名を戻した遠野が11位。12位の若武者・高杉は「ご主人様と―」を最後に芸能界を引退しました。13位の藤田は竹書房の新シリーズで2年ぶりのランクイン。四半世紀近いグラビアキャリアを有する沢地は15位に入りました。45歳でのランクインは最年長記録です。20位には33歳の国友がすべり込みました。ベスト20内に30代、40代のグラドルが7人ランクイン。2020年のグラビアDVD界は、ベテランが活躍した年だったと私は感じています。
もっとも、西村や優希、夢見といったデビュー1年目の新人も結果を残しました。彼女たちを先頭に、若手がどれだけ巻き返しを図るか2021年は楽しみです。
今年の1月もはや半ばを過ぎまして、各DVDメーカーは新作のサンプル動画をアップしています。それらをざっと眺めると、年初めとあって力作が多い印象ですね。2021年はどのグラドルが抜け出すのか、楽しみです。
そして改めまして内田瑞穂さん。優勝おめでとうございます。
