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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

決勝戦展望

 第2回IV選手権も、残すところあと1試合となりました。
 記念すべきファイナリストは、以下の2人です。

松下李生
(東京都出身、21歳、T147、75−57−80)

1回戦 VS田中涼子
松下李生 010 303 410 =12
田中涼子 011 011 101 = 6

準々決勝 VS戸田れい
戸田れい 010 010 000 = 2
松下李生 011 020 33× =10

準決勝 VS日向泉(9回サヨナラ)
日向泉  001 100 312 = 8
松下李生 001 001 241×= 9

鈴木ふみ奈
(埼玉県出身、22歳、T167、96−62−93)

1回戦 VS谷桃子(延長戦で勝利)
鈴木ふみ奈 103 012 010 = 8
谷桃子   011 010 122 = 8

準々決勝 VS伊藤えみ(9回サヨナラ)
伊藤えみ  211 020 100 = 7
鈴木ふみ奈 011 012 021×= 8

準決勝 VS菜月理子
菜月理子  010 311 013 =10
鈴木ふみ奈 312 002 40× =12

 まずAブロックを勝ち残ったのは、春夏通じて「IV甲子園」初出場の松下でした。予選を接戦で制した(大矢真夕に6−4)ことも関係してか、大会の前評価はCランク。しかしフタを開ければ快進撃が待っていました。
 開幕試合となった初戦は3季連続出場の田中をダブルスコアで一蹴。これで勢いづいたのか、次戦は昨夏優勝者という強豪・戸田が相手にもかかわらず横綱相撲を展開して大勝しました。そして準決勝では日向に常に先行を許すも慌てず騒がず、キッチリ終盤に逆転&サヨナラと見せ場をつくっての勝ち上がりは大会前からは想像つかない貫録を思わせるものがありました。
 松下自身の芸能人生は、リアルタイムで波乱万丈を思わせるものでした。今年2月には所属事務所脱退を発表し、5月リリースのIV「妄想と現実のあいだに…」をもって芸能界からフェードアウトかと思わせましたがさにあらず。IV選手権開催中に『週刊現代』でフルヌードを披露して復帰と業界を震撼させました。その衝撃が大会によい方向へ影響をもたらしたのか、あれよあれよの決勝進出。ここまで来たら「Cランク」からの下克上を見届けたい気もしますが、果たしてどうなるか。

 一方、実力者ぞろいのBブロックを勝ち上がったのは、「IVセンバツ」4強の鈴木でした。大会前、「優勝候補」の本命と目された鈴木でしたが、ここまでの戦績は決して平たんではありませんでした。
 初戦は実力者の相手とはいえ、谷に延長までもつれ込む大苦戦。続く準々決勝も、これまた強豪とはいえ伊藤に終始先行を許す劣勢を強いられ、延長戦突入間際でのサヨナラ勝ちでした。
 青息吐息でのベスト4進出でしたが、準決勝では猛打が売りの菜月に対しお株を奪うかのような速攻を披露。序盤で5点リードを奪い、さらに7回での「バスト舐め」が利いて逃げ切り、初の決勝行きを果たしました。

 通算成績の比較でいうと、得点は松下31点、鈴木28点。失点は松下16点、鈴木25点です。どちらかといえば松下の方が楽な勝ち上がりをしていると言えますが、鈴木は3試合続けて接戦をものにしているだけに肩の力を抜いて決勝に臨めるといえます。とはいえ両者ともサヨナラ勝ちを経験する勝負強さを有しており、決勝は最後まで目を離せない展開になると考えられます。

 どちらが勝っても初優勝。「IV甲子園」の歴史に新たに名を刻むのはどちらの選手か? 次回、いよいよすべての結果が明らかになります。お楽しみに。