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マサトヰシグロシャムロック「G」@100年の共産党

グラビアアイドルのDVDをレビューしていくブログ。

遠野舞子「Precious」(ラインコミュニケーションズ)

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遠野舞子「Precious」第3チャプターから)

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(「Precious」第5チャプターから)

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(同上)

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(同上)

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(「Precious」第6チャプターから)

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(同上)

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(「Precious」第7チャプターから)

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(同上)

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(同上)

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(「Precious」第11チャプターから)

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(同上)

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(同上)

 私が末席を汚しているグラビア愛好家の皆さんにとって、レジェンドに数えられるその1人が遠野舞子であることには、さして異論はないと思っている。

 遠野は1992年に「Mr.サブマリン」で歌手デビュー。当時ではグラマーとされるバスト86cmを誇り、グラビアアイドルとして翌年のフジテレビビジュアルクイーンにも選出された。また彼女の祖父は神主打法の元祖と呼ばれる日本プロ野球の強打者、岩本義行(1912-2008)である。

 そんな遠野が、このほどグラビアDVD「Precious」をリリースした。監督はノムラヨシキ。およそ13年ぶりの新作である。

 既にグラドルとして功をなし名を遂げ、しかも結婚し小学生の子どももいる身である。そんな立場の遠野がなぜ新作のDVDを撮ったのか謎と言えば謎なのだが、それはおくとしてもいわゆる「環境ビデオ」の内容になる可能性は否めなかった。

 まあ私にとって遠野は数少ない年上の現役グラドルであるし、内容はどうあれ激励の意味を込めてDVDを購入。…してみたところ、実は結構遠野は頑張っていた。って、中川祐子と同じパターンくさい流れだけどw

 

 まず遠野のこの新作「Precious」は収録時間82分。100分超えがデフォルトである現代IV界においてかなり尺が短い。しかもなぜかチャプター数が12と多いw どうにも10年前のDVDっぽいフォーマットで作られた作品ではある。ただその上でモデルをセクシーに見せるポイントは最低限押さえていた印象がある。

 風呂場が舞台の第3チャプター。茶色いキャミソールを着けて遠野は入浴する。ここで「おっ」と思ったのは画像1枚目。うつ伏せ状態から浴槽の水面に遠野が尻を浮かせているショットを、何とかカメラマンのノムラが斜め横から接写しているショットがあったからだ。接写という手法自体、グラビアDVDではここ10年間に発達してきたものなので、久しぶりに撮影したベテラン(遠野)がどれだけ許容するかという問題がついて回るものではあるが。

 

 しかし遠野は畳みかける。スポーティーなセパレートビキニにジャージを羽織ってエクササイズを行う第5チャプター。ここで遠野は大胆な脇接写を試みている。画像3枚目の左脇大写しは、他の若手現役グラドルの作品でもなかなかお目にかかれないレベルの接写だ。

 画像4枚目、ストレッチ中で無防備になった胸の接写にも成功している。ただ短パン尻の接写は全くといっていいほどできていないという恨みは残るが。

 

 第6チャプターは階段を舞台に、黒の下着とシースルードレスを合わせた遠野がポージング。画像6枚目。これはカメラのポジショニングの妙によるものだが、黒下着の遠野の下半身を下から舐めるように撮ることに成功している。ローアングルのカメラワークに定評のあるノムラならではの手柄だ。

 

 そして露出度的には最大であろう第7チャプターである。和室の布団の上で浴衣を乱して遠野は身悶える。このくだり自体はオーソドックスなものだが、画像8枚目。左肘で何とか上半身裸の胸を隠している状態である。画像では分からないだろうが、遠野はここで腰をクイクイ上下運動させており、それが色っぽい。

 また画像9枚目、遠野は伸ばした右ひじに口を付けてみせる。こういう演技は、畑違いの分野からグラビアDVDに挑戦する人はなかなかできない。拙ブログで紹介した高木里代子中川祐子あたりの話ね。

 

 実質的なラストシーン(※)である第11チャプターでは、紫のコルセット風下着に遠野は身を包む。画像10枚目では、椅子に座って挑発的に足組みするさまをノムラ得意のカメラワークでとらえる。せっかくだから、ノムラ作品定番の「女王様ルックのモデルがヒールでカメラを踏みまくる」シーンをお願いしたかったが、それは叶わなかったw

 ただ画像11、12枚目の寝そべりショットは貫録あったわ。下着で締め付けた胸の谷間を見せ、ひじをつきながら脇を見せ、そしてお尻もきっちりと映り込ませると。現代のIV界においてデフォルトな過激な見せ方には決して行かずに、かつ四半世紀グラビアで食ってきた実力は惜しまず見せる。ベテランの矜持(きょうじ)を、遠野には見せてもらった印象です。

 

 そうそう、遠野の祖父の岩本義行は3回ものプロ野球現役復帰を果たしています。どことなく遠野自身とかぶりますね。

 そして岩本は、45歳5カ月本塁打を放つという記録も一時期持っていました。遠野は1973年10月生まれ。今回のDVDは45歳4カ月でのリリースと。

 じゃあ遠野さん。ぜひまた新作のDVDをリリースして、おじいちゃんの年長本塁打記録を抜きましょうw

 

(※)最終の第12チャプターでは、遠野は足湯につかって、視聴者目線の男性にお礼を言って終わるという短い尺の内容でした。