先月、この記事で発売前に取り上げたちかまろの1stDVD。パッケージを見た限りでは「50歳ながら現代IVの演出に果敢に挑戦したかも…」という期待はあったが。
収録時間は、ちかまろの年齢に合わせて50分という情報は仕入れていた。しかし、その内訳よ。
冒頭のダイジェスト映像、たいていの作品は2分台で収めるのに、ちかまろの「本質」は6分近い。そして本編後のインタビュー映像を8分収めている。
つまり「本質」の本編映像が、諸々差し引いて36分なわけだ。20年以上前、VHS時代のイメージビデオとそう変わらない収録時間である。
チャプターは「白下着でエクササイズ」「ピンク下着で台所仕事」「ソファに押し倒されて黒下着」「黒ビキニでシャワー」「ソファで赤下着」の5つのみ。演出も白下着では谷間を長時間接写したがスローエフェクトでBGMがうるさい、台所ではストッキングを破かれるハードな演技もすぐにその場面はフェードアウト、ソファで押し倒される演技のときにちかまろが半笑いしている…。て調子で、正味な話「もう少し気を引き締めてやってくれませんかね」と言いたくなった。
そんな中で「おっ」と目を引いたのがこのシーンかね。
いわゆる「女豹のポーズ」である。ちかまろは身長166cm。タッパがあるので、こういう角度をつけたポーズは非常に見栄えがあって良かったと思う。
もっとも、この女豹のポーズも短時間で別ショットに切り替わる。後ろへ回り込んで尻接写とかしてほしかったけどな。
ちかまろは、先述のストッキングを破かれたシーンではピンク下着の股間と尻接写に挑んだり、シャワーのチャプターではパピコ吸い込みを披露したりと頑張りを見せてはいる。ただ今作に関しては、ちょっと(かなり?)演出面に難があったね。
ちかまろは24日に開かれたDVDイベントでは、交流のある元クラリオンガール・原千晶の選んだ水着で臨んだ。そのやる気を1作限りで終わらせることなく、2本目は収録時間100分以上でガッツリと現代IVの演出に真っ向から挑んでほしいと思う。宮崎美子さんに追いつけ追い越せの精神で、ぜひともお願いしたい。